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奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー) [文庫]
ディーン クーンツ (著), Dean Koontz (原著), 田中 一江 (翻訳)
文庫: 347ページ
出版社: 扶桑社 (1999/05)
発売日: 1999/05
幻想恐怖小説作家D・クーンツの『奇妙な道』の後半に掲載の怪奇短編です。
ハロウィーンを控えた今シーズンにぴったりの恐怖小説だと思います。
表題作は、リメイクされたストーリーのせいか、あまり評判はよくないですが...
ストーリー
活発な兄にいつもいじめられている、議員夫妻の次男トミーはハロウィーンの市で自作のかぼちゃを売っている、老かぼちゃ彫刻家に出逢う。
作者同様、その形相の恐ろしさに買うことを止めるよう兄に頼むが、兄は平然と手に入れる。その夜、トミーの家で恐怖の出来事が起きる。
大抵の読者がそうでしょうが、この作品、頭の中で短編映画にして楽しみました。内容は『トワイライトゾーン』みたいですが。
市の内部は、棚を並べているだけの、にわか造りの構造なのでしょうか。
彫刻家の周りだけ怪しく陽の翳る様子が、文中表現から目の当たりに感じられました。
兄が選んだのは、ほかで売られている通常のジャック・オ・ランタンにはない、真に鬼気迫る表情なのでしょうね。
腫瘍のごとく変形しとがった頭に長い「牙」を刻む技術、フィクションとはいえすごい職人です。
愁眉は、トミーの前に現れる不気味に変身を遂げたランタンでしょう。
帰りに残りの腕を口に詰め込む場面、総毛立つ恐ろしさと同時に、兄への恨みを晴らした爽快さも含んでいるシーンでした。
気弱だが正直なトミーが将来、かぼちゃ男と再会しないように心から願うばかりです。
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ありがとうございます。
映画でハロウィンといえば、やはりこちらですね。
ハロウィン
TVで写っていたパレードでは、仮装のブギーマンも見逃したのか、なかなか見かけなかったです。かぼちゃ、悪魔、魔女など伝統的な仮装の他が普通のアニメキャラばかりでは、ちょっと寂しい。
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