こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV等)についての感想や日常雑記です。
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7/25に2回目のGUCCIシネマ・ヴィジョナリーズで『山猫』を、その後時間があったので有楽町で『ミッドナイト・イン・パリ』のロードショー上映を鑑賞しました。

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【クレジット】
監督: ルキノ・ヴィスコンティ
製作: ゴッフリード・ロンバルド
原作: ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペド
ゥーサ
脚本: スーゾ・チェッキ・ダミーコ
パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
エンリコ・メディオーリ
マッシモ・フランチオーザ
ルキノ・ヴィスコンティ
撮影: ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽: ニーノ・ロータ
出演: バート・ランカスター サリーナ公爵
アラン・ドロン タンクレディ
クラウディア・カルディナーレ アンジェリカ
リナ・モレリ
パオロ・ストッパ
ジュリアーノ・ジェンマ
オッタヴィア・ピッコロ
ピエール・クレマンティ
ロモロ・ヴァリ
セルジュ・レジアニ
イヴォ・ガラーニ
アイダ・ガリ
マリオ・ジロッティ
【解説】
巨匠L・ヴィスコンティ監督が実在の貴族ランペドゥーサの小説を基に、B・ランカスター、A・ドロンら豪華競演陣を配して貴族の斜陽を重厚に描いた壮大なドラマ。日本公開においてはまず64年に大幅に短縮された英語国際版が上映され、次いで81年にイタリア語のオリジナル版、そして2004年に完全復元版が公開された。
1860年春、統一戦争下のイタリア。腐敗した貴族支配からの解放を目指す統一運動の波は、ここシチリア島にも押し寄せる。そのシチリアを300年の長きに渡って統治してきたのは“山猫”の紋章を持つ名門貴族サリーナ公爵家だった。自らの終焉を感じながらも、これまで通り優雅に振る舞う公爵。一方、彼が目をかけていた甥のタンクレディは革命軍に参加し、機敏に立ち回る。ある日、片目を負傷し休暇の出たタンクレディは、避暑に向かうサリーナ公爵一家と合流、やがてそこで新興ブルジョワジーの娘アンジェリカと出会い恋に落ちるのだった。
(以上、allcinemaより)
オフィシャルサイト http://www.crest-inter.co.jp/yamaneko/index2.html
既に閉館した新宿テアトルタイムズスクエアでの鑑賞体験もしてみたかったです。
シネマ・ヴィジョナリーズに関しては、是非専用サイトをご覧になってください。予約もこちらで出来ます。
http://gucci-cinemaroom.com/
冒頭の家族での祈祷のシーンと、それに続く邸宅の庭で兵士が殺害されている場面、この大作らしい緊張感が持続するのは大変だなぁと思っていましたが、実際には別荘への旅の情景等、自然や人間性を素直に表現し力を抜いて観られる箇所もあったので、映画初心者も安定した鑑賞態度で観られました。
なんといってもこの映画の白眉はやはり、舞踏会のシーンですね。
後半、速い舞踊曲のマズルカを踊ろうとアンジェリカが公爵を誘うのを断りますが、宴の終了後、彼が唯独りで屋敷へ戻るラストとも相まって何か一族の終焉と次代の生を彼女達に託す意味にも感じとれて涙しました。
TVでも他作品でヴィスコンティを見た経験があります。
ブラウン管だったせいもありますが、本作品ほどには深く感嘆しなかったように思いました。
この映画が持つ芸術性の高さ、いずれを取っても巨匠描く絵画のようであり徒に無残に描かない戦争の有様や、生まれながらにして持つ人間の気品や態度を教えるという意味で、中学〜高校の学校教材としても有効ではないでしょうか。

ヒューマントラストシネマ有楽町にて、鑑賞。
偶然、1000円のサービスデイであったのでラッキーでした。
久々に観客の笑いあり、客席は大入りの満足感で劇場を後にしました。
【クレジット】
監督: ウディ・アレン
製作: レッティ・アロンソン
スティーヴン・テネンバウム
ジャウマ・ロウレス
共同製作: ヘレン・ロビン
ラファエル・ベノリエル
製作総指揮: ハビエル・メンデス
脚本: ウディ・アレン
撮影: ダリウス・コンジ
プロダクションデ
ザイン: アン・シーベル
衣装デザイン: ソニア・グランデ
編集: アリサ・レプセルター
キャスティング: ジュリエット・テイラー
パトリシア・ディチェルト
ステファン・フォンキノス
出演: キャシー・ベイツ ガートルード・スタイン
エイドリアン・ブロディ サルバドール・ダリ
カーラ・ブルーニ 美術館ガイド
マリオン・コティヤール アドリアナ
レイチェル・マクアダムス イネズ
マイケル・シーン ポール
オーウェン・ウィルソン ギル
ニナ・アリアンダ キャロル
カート・フラー ジョン
トム・ヒドルストン F・スコット・フィッツジェラルド
ミミ・ケネディ ヘレン
アリソン・ピル ゼルダ・フィッツジェラルド
レア・セドゥー ガブリエル
コリー・ストール アーネスト・ヘミングウェイ
【解説】
本国アメリカではウディ・アレン監督作としては最大ヒットとなったチャーミングなファンタジー・コメディ。作家志望のアメリカ人男性が、ひょんなことからヘミングウェイやフィッツジェラルド、ピカソといった伝説の作家や芸術家たちが集う憧れの1920年代パリに迷い込み、幻想的で魅惑的な時間を過ごすさまを、ノスタルジックかつロマンティックに綴る。主演は「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」のオーウェン・ウィルソン。共演にレイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール、キャシー・ベイツ。また、フランス大統領夫人カーラ・ブルーニの出演も話題に。アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ、みごとオリジナル脚本賞を受賞。
ハリウッドでの成功を手にした売れっ子脚本家のギル。しかし、脚本の仕事はお金にはなるが満足感は得られず、早く本格的な小説家に転身したいと処女小説の執筆に悪戦苦闘中。そんな彼は、婚約者イネズの父親の出張旅行に便乗して憧れの地パリを訪れ、胸躍らせる。ところが、スノッブで何かと鼻につくイネズの男友達ポールの出現に興をそがれ、ひとり真夜中のパリを彷徨うことに。するとそこに一台のクラシック・プジョーが現われ、誘われるままに乗り込むギル。そして辿り着いたのは、パーティで盛り上がる古めかしい社交クラブ。彼はそこでフィッツジェラルド夫妻やジャン・コクトー、ヘミングウェイといった今は亡き偉人たちを紹介され、自分が1920年代のパリに迷い込んでしまったことを知るのだった。やがてはピカソの愛人アドリアナと出逢い、惹かれ合っていくギルだが…。
(以上、allcinemaより)
暑さと疲労の影響か、途中でうっかり居眠りするとはまさかの坂でした(^_^;A
登場人物のあまり多さ、どれも自分にとって興味の対象になる人物だけどついて行けず終い。
ラスト近辺のホテルの場面で婚約者と両親が並ぶバスローブ姿と、ジルを調査していた探偵が時間を遡った先の宮殿で脱兎のごとく逃げ出す場面に抱腹絶倒。ここで初めてアレン監督の安定の持ち味を見出したのでした。
歴史上の人物には、あまりお笑いの要素を付与できなかったのかも。
出来れば、ヘミングウェイのアフリカ旅行のシナリオを付け加えて頂きたかったです。
これがあれば、この映画への評価を考え直すこと必至?
これも好きな実験的映画作家であるルイス・ブニュエルの名を上映中に聞き逃して、後で感想レビューの中にようやく主人公がアイデアを与えた人物だと悟りました。
全キャスト(英名)はこちら
映画に関しては割合と細部へ注意が及ぶ性格なのですが、深夜にオールドスタイルの車が来訪する直前の道端のきらめきは、流石、一流の技だと感じました。
ストーリーの落ちとしては凡庸ながら、中古盤屋の娘とのラストシーンも満足の粋でした。
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ありがとうございます。
間に休憩を取ったものの、盛夏の一日2本映画鑑賞は、この年齢ではさすがにきつかったです。
といっても、まだまだ8月にも予定だけはありますが。
今回はヴィスコンティの重厚な映画一本でも良かったのですが、せっかく時間を取ったからついでにもう一本観よう、ではこちらも巨匠であるウッディ・アレン監督に申し訳ないような気持ちになりました…。
2013/4/20~5/1「黒い砂漠」フランチェスコ・ロージ監督
GUCCI CINEMA VISIONARIES
2日前迄のキャンセルなので、ご注意を。
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【クレジット】
監督: ルキノ・ヴィスコンティ
製作: ゴッフリード・ロンバルド
原作: ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペド
ゥーサ
脚本: スーゾ・チェッキ・ダミーコ
パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
エンリコ・メディオーリ
マッシモ・フランチオーザ
ルキノ・ヴィスコンティ
撮影: ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽: ニーノ・ロータ
出演: バート・ランカスター サリーナ公爵
アラン・ドロン タンクレディ
クラウディア・カルディナーレ アンジェリカ
リナ・モレリ
パオロ・ストッパ
ジュリアーノ・ジェンマ
オッタヴィア・ピッコロ
ピエール・クレマンティ
ロモロ・ヴァリ
セルジュ・レジアニ
イヴォ・ガラーニ
アイダ・ガリ
マリオ・ジロッティ
【解説】
巨匠L・ヴィスコンティ監督が実在の貴族ランペドゥーサの小説を基に、B・ランカスター、A・ドロンら豪華競演陣を配して貴族の斜陽を重厚に描いた壮大なドラマ。日本公開においてはまず64年に大幅に短縮された英語国際版が上映され、次いで81年にイタリア語のオリジナル版、そして2004年に完全復元版が公開された。
1860年春、統一戦争下のイタリア。腐敗した貴族支配からの解放を目指す統一運動の波は、ここシチリア島にも押し寄せる。そのシチリアを300年の長きに渡って統治してきたのは“山猫”の紋章を持つ名門貴族サリーナ公爵家だった。自らの終焉を感じながらも、これまで通り優雅に振る舞う公爵。一方、彼が目をかけていた甥のタンクレディは革命軍に参加し、機敏に立ち回る。ある日、片目を負傷し休暇の出たタンクレディは、避暑に向かうサリーナ公爵一家と合流、やがてそこで新興ブルジョワジーの娘アンジェリカと出会い恋に落ちるのだった。
(以上、allcinemaより)
オフィシャルサイト http://www.crest-inter.co.jp/yamaneko/index2.html
既に閉館した新宿テアトルタイムズスクエアでの鑑賞体験もしてみたかったです。
シネマ・ヴィジョナリーズに関しては、是非専用サイトをご覧になってください。予約もこちらで出来ます。
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冒頭の家族での祈祷のシーンと、それに続く邸宅の庭で兵士が殺害されている場面、この大作らしい緊張感が持続するのは大変だなぁと思っていましたが、実際には別荘への旅の情景等、自然や人間性を素直に表現し力を抜いて観られる箇所もあったので、映画初心者も安定した鑑賞態度で観られました。
なんといってもこの映画の白眉はやはり、舞踏会のシーンですね。
後半、速い舞踊曲のマズルカを踊ろうとアンジェリカが公爵を誘うのを断りますが、宴の終了後、彼が唯独りで屋敷へ戻るラストとも相まって何か一族の終焉と次代の生を彼女達に託す意味にも感じとれて涙しました。
TVでも他作品でヴィスコンティを見た経験があります。
ブラウン管だったせいもありますが、本作品ほどには深く感嘆しなかったように思いました。
この映画が持つ芸術性の高さ、いずれを取っても巨匠描く絵画のようであり徒に無残に描かない戦争の有様や、生まれながらにして持つ人間の気品や態度を教えるという意味で、中学〜高校の学校教材としても有効ではないでしょうか。
ヒューマントラストシネマ有楽町にて、鑑賞。
偶然、1000円のサービスデイであったのでラッキーでした。
久々に観客の笑いあり、客席は大入りの満足感で劇場を後にしました。
【クレジット】
監督: ウディ・アレン
製作: レッティ・アロンソン
スティーヴン・テネンバウム
ジャウマ・ロウレス
共同製作: ヘレン・ロビン
ラファエル・ベノリエル
製作総指揮: ハビエル・メンデス
脚本: ウディ・アレン
撮影: ダリウス・コンジ
プロダクションデ
ザイン: アン・シーベル
衣装デザイン: ソニア・グランデ
編集: アリサ・レプセルター
キャスティング: ジュリエット・テイラー
パトリシア・ディチェルト
ステファン・フォンキノス
出演: キャシー・ベイツ ガートルード・スタイン
エイドリアン・ブロディ サルバドール・ダリ
カーラ・ブルーニ 美術館ガイド
マリオン・コティヤール アドリアナ
レイチェル・マクアダムス イネズ
マイケル・シーン ポール
オーウェン・ウィルソン ギル
ニナ・アリアンダ キャロル
カート・フラー ジョン
トム・ヒドルストン F・スコット・フィッツジェラルド
ミミ・ケネディ ヘレン
アリソン・ピル ゼルダ・フィッツジェラルド
レア・セドゥー ガブリエル
コリー・ストール アーネスト・ヘミングウェイ
【解説】
本国アメリカではウディ・アレン監督作としては最大ヒットとなったチャーミングなファンタジー・コメディ。作家志望のアメリカ人男性が、ひょんなことからヘミングウェイやフィッツジェラルド、ピカソといった伝説の作家や芸術家たちが集う憧れの1920年代パリに迷い込み、幻想的で魅惑的な時間を過ごすさまを、ノスタルジックかつロマンティックに綴る。主演は「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」のオーウェン・ウィルソン。共演にレイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール、キャシー・ベイツ。また、フランス大統領夫人カーラ・ブルーニの出演も話題に。アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ、みごとオリジナル脚本賞を受賞。
ハリウッドでの成功を手にした売れっ子脚本家のギル。しかし、脚本の仕事はお金にはなるが満足感は得られず、早く本格的な小説家に転身したいと処女小説の執筆に悪戦苦闘中。そんな彼は、婚約者イネズの父親の出張旅行に便乗して憧れの地パリを訪れ、胸躍らせる。ところが、スノッブで何かと鼻につくイネズの男友達ポールの出現に興をそがれ、ひとり真夜中のパリを彷徨うことに。するとそこに一台のクラシック・プジョーが現われ、誘われるままに乗り込むギル。そして辿り着いたのは、パーティで盛り上がる古めかしい社交クラブ。彼はそこでフィッツジェラルド夫妻やジャン・コクトー、ヘミングウェイといった今は亡き偉人たちを紹介され、自分が1920年代のパリに迷い込んでしまったことを知るのだった。やがてはピカソの愛人アドリアナと出逢い、惹かれ合っていくギルだが…。
(以上、allcinemaより)
暑さと疲労の影響か、途中でうっかり居眠りするとはまさかの坂でした(^_^;A
登場人物のあまり多さ、どれも自分にとって興味の対象になる人物だけどついて行けず終い。
ラスト近辺のホテルの場面で婚約者と両親が並ぶバスローブ姿と、ジルを調査していた探偵が時間を遡った先の宮殿で脱兎のごとく逃げ出す場面に抱腹絶倒。ここで初めてアレン監督の安定の持ち味を見出したのでした。
歴史上の人物には、あまりお笑いの要素を付与できなかったのかも。
出来れば、ヘミングウェイのアフリカ旅行のシナリオを付け加えて頂きたかったです。
これがあれば、この映画への評価を考え直すこと必至?
これも好きな実験的映画作家であるルイス・ブニュエルの名を上映中に聞き逃して、後で感想レビューの中にようやく主人公がアイデアを与えた人物だと悟りました。
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映画に関しては割合と細部へ注意が及ぶ性格なのですが、深夜にオールドスタイルの車が来訪する直前の道端のきらめきは、流石、一流の技だと感じました。
ストーリーの落ちとしては凡庸ながら、中古盤屋の娘とのラストシーンも満足の粋でした。
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ありがとうございます。
間に休憩を取ったものの、盛夏の一日2本映画鑑賞は、この年齢ではさすがにきつかったです。
といっても、まだまだ8月にも予定だけはありますが。
今回はヴィスコンティの重厚な映画一本でも良かったのですが、せっかく時間を取ったからついでにもう一本観よう、ではこちらも巨匠であるウッディ・アレン監督に申し訳ないような気持ちになりました…。
2013/4/20~5/1「黒い砂漠」フランチェスコ・ロージ監督
GUCCI CINEMA VISIONARIES
2日前迄のキャンセルなので、ご注意を。
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グッチ銀座店で12月まで開催されている、映画フィルム修復公開作品『甘い生活』を6/27に鑑賞して来ました。
以前フェイスブックから予約しましたが、現在は専用サイトが開設されています。
http://gucci-cinemaroom.com/
グッチは、映画の修復・保存活動を救う活動を行っているザ・フィルム・ファンデーション(The Film Foundation)を2006年よりサポートしています。
修復されたフィルムと音声の品質は最高だし、ここは夢じゃないかと思う理想の視聴環境でした。
(完全予約、名画にふさわしい静かな環境、心地良いソファ)
しかし3時間はさすがに長かった。
こんな好条件で非常にもったいない話ですが、途中で眠くなってしまった時間も。
予約可能なら、期間内に他の作品も観てみたいです。
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甘い生活(1959)
LA DOLCE VITA
LA DOUCEUR DO VIVRE [仏]
【クレジット】
監督: フェデリコ・フェリーニ
製作: ジュゼッペ・アマト
アンジェロ・リッツォーリ
原案: フェデリコ・フェリーニ
脚本: フェデリコ・フェリーニ
エンニオ・フライアーノ
トゥリオ・ピネッリ
ブルネッロ・ロンディ
撮影: オテッロ・マルテッリ
音楽: ニーノ・ロータ
出演: マルチェロ・マストロヤンニ
アニタ・エクバーグ
アヌーク・エーメ
バーバラ・スティール
ナディア・グレイ
ラウラ・ベッティ
イヴォンヌ・フルノー
マガリ・ノエル
アラン・キュニー
ニコ
【解説】
強烈な通俗性の中に、豊潤な映像美学を開花させ、一つの大都市をこれだけ魅力的に捉えた作品は他にない。この映画の主役は間違いなくローマそのものだ。無論、M・マストロヤンニという最適の語り部を用意してはいるが。作家志望の夢破れて、今はしがないゴシップ記者のマルチェロは豪華なナイトクラブで富豪の娘マッダレーナ(A・エーメ)と出会い、安ホテルで一夜を明かす。ハリウッドのグラマー女優(A・エクバーグ)を取材すれば、野外で狂騒し、トレビの泉で戯れる。乱痴気と頽廃に支配された街ローマ。同棲中のエンマは彼の言動を嘆く。二人で訪れた友人スタイナー一家の知的で落ち着いた暮らしぶりを羨むマルチェロだが、彼らも子連れの無理心中で突如死に、残るは絶望の実感のみ。いよいよ狂乱の生活に没入するマルチェロは海に近い別荘で仲間と淫らに遊び耽る。彼らが享楽に疲れ果てた体を海風にさらす朝、マルチェロは波打ち際に打ち上げられた怪魚の、悪臭を放って腐り果てるさまを凝視した。彼方で顔見知りの可憐な少女ヴァレリアが声をかけるが、波音に消されて聞こえない。かくて純粋な青春の時は終わったのか……。素晴らしいラストシーンを持った、フェリーニにしか描けない都市のデカダンスが弾ける。N・ロータの音楽も多様な変奏を聴かせ、映画と完全に溶け合って見事。
(タイトル、【クレジット】〜【解説】迄、allcinemaより)
映画の題名は反語めいていて、総てにおいて決して人生甘くはないのですよね…
(マストロヤンニも女好き男を出そうと無理してる風だし)
登場する女性の方が、言いたいこといったり勝手な行動したりと、自由を謳歌してる。
ラスト近くで海岸にエイが打ちあがる前の乱痴気騒ぎの、何とむなしいこと。
その前まではスター女優の奔放な行動といいパパラッチの言動も、大抵は興味深く好ましいと思えたのだけど。
そして途中と最後に登場する海辺の店で働く女性。今までの騒々しくも刺激的退廃生活の末、友人の死によって悟ったマストロヤンニが辿り着いた、ここが人生の本質なのか。
パーティーフリークの面々の中で、どうも見たことがあるし女優にしては異質で鋭角な黒髪女性、思っていたらAmazonのコメントによるとヴェルベット・アンダーグラウンドのニコでした。活動の幅が広いですね。
昔TVで見たフェリーニの『サテリコン』等でも同様に、豪奢な群像が群れるシーンに伝統的西欧社会とは異質な東洋人のダンサーや黒人や社会の底辺に属する人々の場面を挿入するのは見る度にぎょっとして焦ってしまいますが、何とも彼らしい磊落さを示す演出だなぁ、という気がします。
☆2015年1月11日に惜しくも亡くなられた主演女優アニタ・エクバーグさんに、心から哀悼の意を捧げます。
ランキングに参加しています。よろしければクリックお願いしますm(_)m
ありがとうございます。
今回のような、映画会社以外の主宰企業による上映企画を歓迎します。
料金はロードショーより多少高くても良いですし、会員制度を設けてはいかがでしょうか。
上映時に適宜空きスペースや展示ギャラリーを使って、映画フリークに喜ばれる作品を公開頂けると幸いです。

終映後の銀座アップルストア。
都内・横浜で開催中の国際短編映画祭に付随する上映会&トークイベントがあり、6/21に銀座アップルストアまで行って参りました。
アップルストアの3Fはシアターになっていて、随時講演やイベントが行われている模様です。
しかし金欠でアップル製品は買えず残念。
ショートフィルムの極意Vol.3の上映作品と映画監督は以下の通り。
作品情報と予告編が見られます。
1.High Card Trumps/Geoffrey Quan
米国のチャリティバザーでの、民族間の差異と愛国心にまつわる話。
2.Ringo/Yaara Sumeruk
ホテルで男娼を呼んだ中年女性が求めていた内容とは。
3.The Strange Ones/Christopher Radcliff & Lauren Wolkstein
旅をする謎の成人男性と子供、対応したモーテルの女主人の話。
内容紹介が簡単になってしまいましたが、詳細はURLを参照頂ければ幸いです。
各々の監督は既に長編やCM・PV等作品実績も豊富で、短編とはいえかなり質の高い上映会になりました。
ショートショートフィルムフェス本編でも観たい作品群です。
ひょっとして、今回は本編より内容が盛りだくさんなだけ良かったかもしれません。
上の作品は都内と横浜で開催中の国際短編映画祭(ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2012)でも観られるので、他の作品も併せて是非鑑賞をお薦めします。
客席からの質問も時に流暢な英語が飛び交い、同時通訳セットも借りられましたが、やはりリアルタイムの理解には遅れがちですね。もっと勉強して、更なるヒアリング能力の向上を誓いました。
今回の上映会へ参加する機会を与えてくださった関係方々に感謝いたします。
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ありがとうございます。
短編は主に映画祭で上映される作品が多いと思いますが、常に上映する映画館がシネコンと比較すると極度に少ないのは嘆かわしいものです。
単発でも良いので、是非モーニング・レイトショーで短編コメディ・ドラマ特集を組んで頂きたいですね。
(収益重視も結構ですが、時には採算度外視の姿勢が必要に思う映画界)

カイロの紫のバラ(1985)
THE PURPLE ROSE OF CAIRO
メディア 映画
上映時間 82分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(Ori=WB)
初公開年月 1986/04/
ジャンル ドラマ/ロマンス/ファンタジー
【クレジット】
監督: ウディ・アレン
製作: ロバート・グリーンハット
マイケル・ペイサー
ゲイル・シシリア
製作総指揮: チャールズ・H・ジョフィ
脚本: ウディ・アレン
撮影: ゴードン・ウィリス
プロダクションデ
ザイン: スチュアート・ワーツェル
衣装デザイン: ジェフリー・カーランド
編集: スーザン・E・モース
キャスティング: ジュリエット・テイラー
音楽: ディック・ハイマン
出演: ミア・ファロー セシリア
ジェフ・ダニエルズ トム・バクスター/ギル・シェパード
ダニー・アイエロ モンク
エドワード・ハーマン
ダイアン・ウィースト
ヴァン・ジョンソン
ゾー・コードウェル
ミロ・オーシャ
ジョン・ウッド
グレン・ヘドリー
マイケル・タッカー
カミール・サヴィオラ
デボラ・ラッシュ
【解説】
古き良き30年代、熱心に映画館に通いつめるウェイトレスに、ある日スクリーンの中から映画の主人公が語りかけてきた。銀幕を飛び出し、現実世界へ降り立ったその主人公は、ウェイトレスを連れて劇場を後にする。大慌ての興行者たちをよそに、2人の仲は進展していく。そして、主人公を演じた本物のスターが現れた事によって事態はますます混乱を極めていく……。W・アレンが出演なしに脚本・監督したファンタスティックなラブ・ロマンス。これが映画ファンの喜びそうな題材である事は判る。だが、そこを狙う手口があまりにも巧妙すぎる故、逆に、自分が映画ファンであることの衒いを再認識してしまう瞬間が生まれているのも確かだ。面映ゆい映画--それがこの作品を語る限界だ。
(以上、allcinemaより)
全編リアルでない純然たるお芝居を楽しんだような作品。
製作は80年代でも、劇中のモノクロ場面の多さに古き良き映画を堪能した充実感がありました。
役ではないものの、映画館のチケット窓口でミア・ファローが買う2人前に(見間違いでなければ)アレンはカメオ出演してますよね。
初見では新鮮だったのに、2回目ではスクリーンから抜け出た探検家の存在が色あせてくるのを実感。
所詮、彼は映画だけの存在なんですよね。
至極凡庸な結果だけど、リアルな俳優とセシリアは一緒になってもらいたかった。
楽器店の主人のピアノで、ギルとウクレレで唱和する場面にこの女性が世間に必要とされているという、
どうにも忘れがたい印象があります。
失意で次の映画を見終わった後、再びあの暴力夫と暮らしていくのでしょうか。
まだストーリーが続くなら、誘う俳優がいなくても彼女は一念発起して映画の都へ行くシナリオを自分勝手に付け加えたいです。
それはまた別の作品の一部になりそうですが。
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ありがとうございます。
『カイロの紫のバラ』は、ニュージャージーの実際の映画館で撮影されたそうですが、その劇場がある遊園地(コニーアイランド)のひなびた雰囲気に他のアレンの作品でも魅せられます。
てっきり対岸へフェリーで渡る(イメージで)思い込んでいたら、米NYブルックリンの南端に位置するんですね。バスか地下鉄で行けるようです 参考:旅スケ。
http://www.coneyislandusa.com/
以前、新聞の『ウディ・アレンの映画術』の書籍広告記事で、翻訳者である井上一馬氏の文章にあった”上映中の映画のスクリーンからもし俳優が飛び出してきたらどうなるか”の言葉が、この映画を見て初めて理解できました。
更新が遅れてすみません;
6月下旬位になるかもしれません、気長にお待ち下さい。
毎度ご訪問に感謝いたします。
若松孝二監督「今を生きる君達へ」
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives385.html
監督の故郷である涌谷はまだ訪れたことがない土地ですが、母方の伯母の出身高校が旧涌谷高等女学校(現在び涌谷高校)、近隣の石巻が両親の故郷という縁もあって番組が再放送された午前2時過ぎに起きて視聴。
若松監督の映画『キャタピラー』やトークを試写会で拝見・拝聴していたので、どんな内容が展開されるか楽しみでもありました。
番組の冒頭で映し出された止まったままの駅の時計が、大震災を今なお鮮明に刻んでいるように感じられました。
夏になれば遠くから歓声が聞こえてきた海水浴場もすべて津波で流されて茫漠とした風景のみが残り、時間や空間を超越した何処か不思議な場所のようでした。
(日曜日のETVでも高村薫氏が述べていたように、野蒜のように再建困難な震災の爪痕をなんらかの形で保存すべきではないかと思います。)
ビデオカメラの扱いに慣れているのには、いまどきの子供らしいですね。
教室で読み上げた作文も丁寧に書かれて本当にしっかりとしています。
この子等が大人になったときに、監督の指導の元に作成した家族ビデオのデータを見て、この課外教室の事を思い出すのではないでしょうか。(またぼんやりとした記憶だけでもいいですけどね。)
夜更けの寝起きで感覚が鋭敏になっていたせいか、造り込まない演出が心に響いて仕方なかったです。
子供のように泣いたりして、感情を素直に表せないのが哀しいです。
私にもいまだ行方不明の親族がいますが、被災地の将来を担う子供が悲しみを乗り越えて無事成長するよう願っています。
若松孝二監督公式サイト
http://www.wakamatsukoji.org/
3/24〜映画『海燕ホテル・ブルー』が全国公開されます。
昨日、若松監督と社会学者の宮台真司さんの対談をユースト録画で拝見しました。
youtubeでも見られるので、是非ご覧になってください。
http://www.youtube.com/watch?v=5fpgm5luGpM
若松孝二監督の「11.25自決の日三島由紀夫と若者たち」がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門へノミネートされました。
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ありがとうございます。
若松監督の前に放映された、登山家栗城史多氏の回も途中から見ましたが良かったです。
夏山に雪渓が残り、頂上前で突然クマが出現したのには驚きました。多くの子供には新鮮な体験だったのでしょうが、体力の弱い子には少し過酷な課題のように感じられました。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives385.html
監督の故郷である涌谷はまだ訪れたことがない土地ですが、母方の伯母の出身高校が旧涌谷高等女学校(現在び涌谷高校)、近隣の石巻が両親の故郷という縁もあって番組が再放送された午前2時過ぎに起きて視聴。
若松監督の映画『キャタピラー』やトークを試写会で拝見・拝聴していたので、どんな内容が展開されるか楽しみでもありました。
番組の冒頭で映し出された止まったままの駅の時計が、大震災を今なお鮮明に刻んでいるように感じられました。
夏になれば遠くから歓声が聞こえてきた海水浴場もすべて津波で流されて茫漠とした風景のみが残り、時間や空間を超越した何処か不思議な場所のようでした。
(日曜日のETVでも高村薫氏が述べていたように、野蒜のように再建困難な震災の爪痕をなんらかの形で保存すべきではないかと思います。)
ビデオカメラの扱いに慣れているのには、いまどきの子供らしいですね。
教室で読み上げた作文も丁寧に書かれて本当にしっかりとしています。
この子等が大人になったときに、監督の指導の元に作成した家族ビデオのデータを見て、この課外教室の事を思い出すのではないでしょうか。(またぼんやりとした記憶だけでもいいですけどね。)
夜更けの寝起きで感覚が鋭敏になっていたせいか、造り込まない演出が心に響いて仕方なかったです。
子供のように泣いたりして、感情を素直に表せないのが哀しいです。
私にもいまだ行方不明の親族がいますが、被災地の将来を担う子供が悲しみを乗り越えて無事成長するよう願っています。
若松孝二監督公式サイト
http://www.wakamatsukoji.org/
3/24〜映画『海燕ホテル・ブルー』が全国公開されます。
昨日、若松監督と社会学者の宮台真司さんの対談をユースト録画で拝見しました。
youtubeでも見られるので、是非ご覧になってください。
http://www.youtube.com/watch?v=5fpgm5luGpM
若松孝二監督の「11.25自決の日三島由紀夫と若者たち」がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門へノミネートされました。
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ありがとうございます。
若松監督の前に放映された、登山家栗城史多氏の回も途中から見ましたが良かったです。
夏山に雪渓が残り、頂上前で突然クマが出現したのには驚きました。多くの子供には新鮮な体験だったのでしょうが、体力の弱い子には少し過酷な課題のように感じられました。
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