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こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV等)についての感想や日常雑記です。 テレグラム(時事、日常雑記、たまに映画エンタメ) https://t.me/kuronekotsuushin チャット版 https://t.me/+dYbb-75J8hMxNGU1 ネットショップ https://suzuri.jp/TIMES49662540
世間は参院選へ向けて選挙モードに突入しましたが、本日の朝日新聞でドキュメンタリー映画『選挙』に出た元川崎市議の山内さんの記事を見て、たまに購入していたジャパンファウンデーション(国際交流基金)の専門誌『をちこち』No.32(休刊中)にもこの映画を撮った想田監督の記事が載っていたことを思い出しました。

93年からNY在住の想田監督は、現地の映像制作会社に所属してテレビドキュメンタリー番組の制作をされていましたが、題材やスタイル、作り方の制約から自由になるべく会社を設立、自己資金でドキュメンタリー映画制作を始めました。その第一作目が映画『選挙』です。

『選挙』は世界各国でTV放映、ベルリン国際映画祭他多くの映画祭に招待され、賞を受賞、第二作『精神』も同様に国際映画祭招待や各映画祭の賞を受賞しました。

日本での基盤を持たずに映画を制作する想田監督は、これからの日本映画について海外との相互交流と国際化の必要を本誌後半で語っています。


興味を持たれた方は、是非『をちこち』のバックナンバーを読んでみてください。

目次・内容は、ジャパンファウンデーションHPで。
http://www.jpf.go.jp/j/publish/periodic/wochikochi/index.html

購入問い合わせ:山川出版社HP
http://www.yamakawa.co.jp/product/common/?sw=%E3%82%92%E3%81%A1%E3%81%93%E3%81%A1



初めて想田監督とその映画について知ったのは、以前もBlogで取り上げているTBSラジオの宇多丸さんの番組『タマフル』(ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)内「サタデーナイトラボ」での対談でした。こちらはポッドキャストかmp3で聴けます。



映画『選挙』は、現在、新宿のK's cinemaでも再映中です。
後日上映される観察映画第二弾『精神』も合わせてご覧になると良いでしょう。


選挙 [DVD]
出演: 山内和彦 監督: 想田和弘


(2010/07/06更新)
9月に北海道の映画祭で想田監督作品『精神』の上映が予定されています。
マイ・ブックマークの菱沼監督の映画『はじめての家出』上映もあります。
空想の森映画祭
現地へ旅行予定、あるいは近隣の方はぜひ映画をご覧になってください。
菱沼監督は、8月下旬にホラー短編映画祭での作品上映も。
(詳細はブログを)


(2010/07/07更新)
想田和弘監督と入江悠監督の対談が載っています。
HogaHolic  熱狂!"NYAFF2010" 〜日本映画×ニューヨーク〜

月刊新潮8月号 反イルカ猟映画『ザ・コーヴ』と「正義」/想田和弘



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ありがとうございます。ドキュメンタリー映画は大抵ミニシアターでの上映で、主に映画人向けのようで映画館へ入るのも敷居が高いものです。でも一旦観てもらうと日常に根ざした奥深い内容の映画が多いと理解できると思います。TVでも深夜でなくゴールデンタイムに放送されるといいのですが。







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少し前から、気になっていた事。

書道をテーマにした映画が作られていますね。
しかも、青春物。

書の道

書道ガールズ!!わたしたちの甲子園
こちらは、成海璃子さん主演で、カンヌ映画祭のマーケット『マルシェ』に出品中。

そして、先日Yahoo!デイズの会員(浜松在住)の方に教えていただいた、もうひとつの『書道♡ガールズ』。
http://takafumiota08.blog.so-net.ne.jp/



映画監督は『海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ』の太田隆文氏。
(goo映画から知りましたが、氏が手がけているTVシリーズ『怪談新耳袋』は、非常に好きな作品です♪)

監督日記によると、3年前に製作をスタートしたそうです。
取材やロケハンや脚本にかける期間も各一年間と、じっくり時間をかけています。

映画の内容は、
高校書道部女子の友情や葛藤、書道デモンストレーション大会までの活躍や生徒と教師の絆を描いています。

舞台となる浜松の街の美しさ、魅力も大きいですね。

今夏に浜松先行上映、全国ロードショー、海外公開も予定しているとのお話で、こだわりの青春映画ファンとしてはこれからも大いに応援していきたい所存です。




自分の高校時代は、やはり文化系に所属して筝曲部、後に文芸部に入っていました。

書道は昔から苦手でしたが、若い書家の方も活躍している昨今、古くからの伝統文化である書道を見直して、ここは気軽に俳句など色紙にさらさらっと筆を運ばせたいものです。



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ありがとうございます。高校生活を描いた映画のテーマは、もっと範囲が広がりそうですね。書道など一見地味に思える主題でも上手く撮って頂けると嬉しいです。次回は、華道や茶道もよろしくお願いします。


以前深夜に民放で放送された日本文学ドラマが、5月8日から二週に渡り映画上映され、6月にDVDが発売予定です。

TVでも深く印象に残る映像でしたので、レイトショーでも劇場上映は嬉しいです。


映画上映

場所 渋谷シネセゾン 21:15〜22:50 
http://www.cinemabox.com/schedule/shibuya/index.shtml

【初恋】『黄金風景』『高瀬舟』『魔術』
5/8(土) 10(月) 12(水) 14(金) 16(日) 18(火) 20(木)

【別離】『檸檬』『富美子の足』『グッド・バイ』
5/9(日) 11(火) 13(木) 15(土) 17(月) 19(水) 21(金)

公式サイト
http://www.bungo.jp/theater/index.html


DVD


BUNGO-日本文学シネマ- BOX 【完全生産限定】 [DVD]
出演: 佐藤隆太, 成宮寛貴, 優香, 山崎まさよし, 水川あさみ
監督: 冨樫森, 橋本光二郎, 篠原哲雄, 吉田恵輔, アベユーイチ
発売予定日 2010年6月19日

※各々の作品の単品DVDも発売予定。


谷崎潤一郎原作の映画『富美子の足』の監督は、映画『ブタがいた教室』の助監督を務められた橋本光二郎氏です。私事で恐縮ですが、以前『ブタがいた教室』を取材した知り合いのTVディレクターから映画についての話を聞いて、その後ブログのブックマーク頂いている菱沼監督より橋本氏が同窓のご友人だと伺いました。年嵩ですが私の知り合いもお二人と同じ映画学校出身なので、何か映画が繋ぐ不思議な縁を感じます。(意外と出身者は多いのかもしれません)




BUNGO-日本文学シネマ- 富美子の足 [DVD]
出演: 加藤ローサ 監督: 橋本光二郎
DVD発売日: 2010/06/19

原作本も。

潤一郎ラビリンス〈4〉近代情痴集 (中公文庫) (文庫)
谷崎 潤一郎 (著), 千葉 俊二 (編集)




ブタがいた教室 (通常版) [DVD]
出演: 妻夫木聡, 原田美枝子 監督: 前田哲




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ありがとうございます。短編のオムニバス映画は、内容にもよりますが長編より飽きないで何度も観られるような気がしてます。春野辺の白昼夢のような淡彩の短編映画、あるいはソーダ水の泡のごとく弾けた素敵なショートフィルムに秀でた製作者が多数映画界に登場することを願っています。

全国の独立系映画館スタッフが選ぶ映画賞「映画館大賞」が決定しました。
http://pia-eigaseikatsu.jp/news/24703/39405/

北海道から沖縄まで全国150館の独立系映画館スタッフが「映画ファンにスクリーンで見てほしい作品」を投票して選ぶ賞。
2008 年12月から2009年11月までに国内で封切られた作品を対象としています。

【映画館大賞2010】

1位『グラン・トリノ』(クリント・イーストウッド監督)
2位『ディア・ドクター』(西川美和監督)
3位『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(ケニー・オルテガ監督)
4位『愛のむきだし』(園子温監督)
5位『劔岳 点の記』(木村大作監督)
6位『サマーウォーズ』(細田守監督)
7位『母なる証明』(ポン・ジュノ監督)
8位『スラムドッグ$ミリオネア』(ダニー・ボイル監督)
9位『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ監督)
10位『沈まぬ太陽』(若松節朗監督)
11位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(庵野秀明監督)
12位『空気人形』(是枝裕和監督)
13位『南極料理人』(沖田修一監督)
14位『チェンジリング』(クリント・イーストウッド監督)
15位『レッドクリフ PARTII ―未来への最終決戦―』(ジョン・ウー監督)
16位『レスラー』(ダーレン・アロノフスキー監督)
17位『ウルトラミラクルストーリー』(横浜聡子監督)
18位『ROOKIES ―卒業―』(平川雄一朗監督)
19位『チェイサー』(ナ・ホンジン監督)
20位『マンマ・ミーア!』(フィリダ・ロイド監督)

【特別部門「あの人の1本」】

阪本順治監督 『ポチの告白』(高橋玄監督)
中谷美紀 『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(サーシャ・ガバシ監督)
竹中直人 『永遠のこどもたち』(J.A.バヨナ監督)

【特別部門「蘇る名画」】

『かも』ニュープリント(1965年、関川秀雄監督)
シネマヴェーラ渋谷「緑魔子伝説」より


中谷美紀さんが『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(サーシャ・ガバシ監督)を選ばれたのが非常に嬉しいです。私も大好きな作品です。

このラインナップから、いわゆるシネコン上位の映画とは異なり、さすが日頃様々な映画を見慣れている映画スタッフの方々が選んだ作品だなぁーと感じますね。既鑑賞作品も何作か入選していました。


4月17日(土)から24日(土)まで、東京・シネマヴェーラ渋谷で『グラン・トリノ』など受賞作品を連続上映、各日ゲストによるトークショーが開催されます。


『ディア・ドクター』西川美和監督と主演の笑福亭鶴瓶さん、『愛のむきだし』主演の西島隆弘さんより映画館大賞へのコメントが掲載されました。






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ありがとうございます。年一回とは言わず、映画館大賞は半年ごとでも実施して欲しいです。
Movie Walkerより
http://news.walkerplus.com/2010/0304/13/

ジェームズ・キャメロン監督が、映画化を決めていたチャーリー・ペレグリーノ著作の広島・長崎の原爆体験記「The Last Train from Hiroshima」の出版停止の決定に対し、AP通信に抗議メールを送ったとYahoo.comが報じている。

コトの発端は1日、同著書の出版社ホルト・ヘンリー社が、同著作の発売停止を表明したこと。かねてから、同著作は信ぴょう性を指摘されており、ペルグリーノが謝罪とともに一部の修正を約束していた。にもかかわらず、「AP通信社が投げかけた、文中に登場する2人の人物が実在したかどうかなどの問いに、ペレグリーノが答えられないため」というのが理由だった。

(以下略)


文中の2人の名前が答えられないという些末な事柄をあげつらって、原爆体験記の内容が完全なフィクションであるとは、退役軍人こそ己の偏見に囚われ歴史の真実を見つめる意識が甚だしく欠けていますね。

この映画化は、原爆を特集したNHKドキュメンタリー番組の中で聞いた覚えがあります。
チャーリー・ペレグリーノ著「The Last Train from Hiroshima」の出版中止が阻止され、映画化を実現してほしいと強く望みます。

また例え出版が中止になっても、独自脚本による映画化の可能性があればよいのですが。

出版社及びキャメロン監督、退役軍人組織などに負けずに頑張ってください。


☆3/5に上記ニュースに関した内容をTBSラジオの番組『小島慶子キラキラ』の中のサウンド・パティスリーで町山智浩さんが話されていました。こちらはポッドキャスト配信でも聞けます。



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ありがとうございます。この記事では3Dかどうか不明ですが原爆が映画化されれば、歴史に残る映画になると思うので、キャメロン監督にはどこまでも意思を貫いて頂きたいです。
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