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おみおくりの作法

シネマカリテでの上映終了日には間に合わないかもしれませんが、同作品に関心のある方に劇場鑑賞をお薦めしてます。
同館4月30日迄、上映時間18:00~です。
5/2~シネマート新宿、5/9~角川シネマ有楽町他全国各地でも上映予定。

allcinema
おみおくりの作法(2013)
STILL LIFE
作品情報
監督: ウベルト・パゾリーニ
脚本: ウベルト・パゾリーニ
撮影: ステファーノ・ファリヴェーネ
音楽: レイチェル・ポートマン

出演: エディ・マーサン  ジョン・メイ

公式サイト
http://bitters.co.jp/omiokuri/

ひとりきりで亡くなった人の葬儀を執り行う孤独で真面目な地方公務員を主人公に、彼が見ず知らずの故人の人生に誠心誠意向き合い、関係者を訪ねてイギリス各地を旅する中で自らの人生も見つめ直していく姿をユーモアとペーソスを織り交ぜ、切なくも心に沁み入る筆致で優しく綴る。主演は英国の実力派、エディ・マーサン。監督はイタリア出身で、「フル・モンティ」の製作などおもにプロデューサーとして活躍し、監督としてはこれが2作目のウベルト・パゾリーニ。
(allcinema 解説より)

予告編
編集されてはいますが、映像の最初の瞬間から好きになれそうな映画です。




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ありがとうございます。

ウベルト・パゾリーニ監督は製作を担当した『フル・モンティ』を深夜TVで幾度となく視聴済です。
男性がストリップを演じる雰囲気自体は好きになれそうでもないのですが、多少飽きてしまっても最後まで鑑賞に答える魅力のある映画だと想います(音楽もしかり。但し、あまり嵌り過ぎると別な世界に…)
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長年新宿歌舞伎町で親しまれていた映画館、新宿ミラノ座のラストショウが、31日まで上映中です。

本日向かう予定でしたが、都合で劇場に行けなかったので(たぶん最終日迄)、もしや行ける方は、是非。
上映スケジュールは、下記の通りです。

映画ナビ 内容が詳しく掲載されています。

現在12/29 17:00現在鑑賞可能な作品
新宿ミラノ座
19:00~ スワロウテイル
(21:30終映)
新宿ミラノ2
18:00~ インターステラー(予告5分)
(20:55終映)

10/30 上映予定
新宿ミラノ座
10:00~ マトリックス
(12:20終映)
13:00~ 青いパパイヤの香り
(14:45終映)
16:00~ 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に
(17:30終映)
19:00~ タワーリング・インフェルノ
(21:45終映)
新宿ミラノ2
インターステラー(予告5分)
11:50~終映 14:45
14:55~終映 17:50
18:00~終映 20:55

12/31の上映予定
新宿ミラノ座
10:00~終映12:10 荒野の七人
13:00~終映15:00 E.T. 20周年記念特別版


本当に、閉館は残念です(涙)

ミラノ座閉館の報道(ヤフーニュース)




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ありがとうございます。

閉じるには惜しい映画館の続々閉館が絶え間ない現状を非常に憂いております。
例えばクラウドファンディング等で、映画好きの為の小劇場の開館も応援できないものでしょうか。
上映の前後に広告入りでも構わないので、心ある企画者のご検討をお願いしますm(_)m
これで4度目の映画鑑賞になる、銀座メゾンエルメスを先日訪れました。
公式サイト http://www.maisonhermes.jp/

今回は短編オムニバス イリュージョンが主題。
『ミュンヒハウゼン男爵の幻覚』Les hallucinations du Baron de Münchausen
『へんてこなオペラ』Magical Maestrio
『プリンス & プリンセス』Prince et princesse
『ルーズ・コーナー』Loose Corner
『オブラス』Obras
『ノイズ』Noise
『さなぎと蝶』La chrysalide et le papillon
全部で7編の構成になっていました。

事前にもっとも興味があった作品は、最初に上映された『ミュンヒハウゼン男爵~』ですね。
作者ジョルジュ・メリエスの特集には今迄なかなか出逢えずにいましたが、2つも観られて満足です。

他のリアルな作品群(『オブラス』『ノイズ』)では複雑な構成・描写があって、思わず自分の目線をずらして感覚機能を保護したりとやや混乱する場面もありましたが、メリエスや動物アニメ、影絵の作品は安心して楽しむことができました。
『ルーズ・コーナー』も鏡の国のアリスの世界を体現していて、抽象的ながら興味深いアート作品でした。

ミュンヒハウゼン男爵が休むベッドの背景は人物の居る一般的な風景画(あるいはタペストリー)ですが、幻想と魔法の夢世界に比して一見平凡に見えるこれにも隠れた意味があるのか?と勘繰りました。

http://www.maisonhermes.jp/ginza/movie/
詳しくは解説を参照ください。

今回の企画は震災とは関連がありませんが、鋭角な物体の攻撃性が表現されてたり(ノイズ)、建物の崩壊や瓦礫を思い出させる映像(オブラス)もあって、ドキュメンタリーではないイメージのような作品でも意外と自分には耐性がないんだな~と改めて認識した次第です。

ミキモトツリー
上映終了後、賑わうミキモトツリーまで行ってみました。





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ありがとうございます。

12月は特別上映とトークショーがあるのですが、人気が高いせいか、いまから予約が満席になり残念です。
トークイベントはまたの機会を待ちたいと思います。
また更新をグズグズしてるうちに、広告が出てしまいました(^_^;A

それでは、そろそろ観たいと思う劇場公開映画を、ご紹介。
もし気になったら、行ってみて損はなし(と思う)。

『シャトーブリアンからの手紙』
LA MER A L'AUBE
CALM AT SEA
フランス・ドイツ合作
フォルカー・シュレンドルフ監督

『ブリキの太鼓』『スワンの恋』等で知られるドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフ監督が、1人のドイツ人将校暗殺の代償としてアドルフ・ヒトラーが150人のフランス人捕虜に銃殺を命じた史実を基に、第2次大戦時のナチス占領下のフランスを舞台に描く人間ドラマ。、主人公は子役で活躍していたレオ=ポール・サルマン。

邦画であれば、敵味方が明確で、ともすれば煽り気味で描かれがちな戦争映画でも、静謐なタッチと抑えた作風といえば、これは映画玄人ならずとも鑑賞後の満足感、間違いなさそうです。
主人公のレジスタンス発火点となるギィ・モケ17歳は勿論、政治犯が家族への手紙を託すモヨン神父の演技は特に注目して観てみたいと思います。

渋谷シアターイメージフォーラムで、10/25~公開、以降全国各地で上映予定。

公式サイト http://www.moviola.jp/tegami/




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ありがとうございます。

『シャトーブリアンからの手紙』の音楽担当ブリュノ・クーレは、マリー・ノエル&ピーター・ゼアー監督『ルートヴィヒ』の音楽も手がけていますね。
巨匠ヴィスコンティの『ルートヴィヒ/神々の黄昏』とは同じ主題ながら重厚さ等で印象が異なるかもしれませんが、こちらもDVDで見てみたい映画です。
銀座メゾンエルメスで、ドキュメンタリー映画『哀悼の石』を鑑賞。
公式サイト http://www.maisonhermes.jp/

今回で本会場は3度目ですが、優れた上映作品ばかりなので安心して観られます(^^♪
映画館同様、今後も(予約必須ですが)機会があれば訪ねてみたい、素敵な場所ですね。

『哀悼の石』 
映画の紹介(HPより)
IMDb

監督・脚本・撮影・製作: フィリポス・クチャフティス
音楽: コンスタンチノス・ヴィタ

エレフシナ(古代ギリシャではエレウシス)の歴史、現在の姿を物、人共に追った重厚なドキュメンタリー。

聖域の侵食、破壊が凄まじい。
映画は工業地帯への変貌ばかりではなく、元からの住民、他国からの移民双方の辛酸の歴史もあらわしている。

監督フィリポス・クチャフティスの語り、映像はタルコフスキー映画さながら(途中に言及する部分あり)だが、
劇的要素を抑え静かに進む。
偶然か(それとも事前に打ち合わせしたのか)、ひとりのホームレスの男が(風貌といい、とてもそうには思えない)
案内役である。

兎も角端正、静謐を旨とする作品なので、その日の疲れでつい、眠りに陥ってしまうのをこらえつつ、
しかし中盤からは倒れ失われて逝く廃墟エレウシスの行く末を見入るように内容を鑑賞出来ました。

この静かながら圧倒的に迫る、単なる悲哀だけではない切ないエネルギーの奔流のような感情、
第41回テッサロニキ国際映画祭で授賞したのも当然といえます。


興味を持たれた方は是非予約を。
まだ一般上映、DVD化されてないようですし。


追記:

エレシウス→エレウシスに訂正しました。
丁度R・シュタイナー著西川隆範訳「黙示録の秘密」を再読中に語句を発見(今まで誤記に気づかず大変失礼)、古代秘儀についての叙述内容でした。
もし興味のある方は、古書店等で探してみてください、一般にはただ不気味な聖書の預言書というだけの黙示録について、価値観が変わるかもしれません。






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ありがとうございます。

銀座メゾンエルメスの10~11月の予定は、短編上映の特集だそうです。
短編オムニバス ― 都市は物語る
こちらも、映画好きには大変興味をそそる布陣になっているので、機会があれば是非ご覧になってみてください。
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Kuroneko Tsuusin
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