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原題 : Sweet And Lowdown
製作年 : 1999年
製作国 : アメリカ
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ

(goo映画より)
キャスト(役名)

ショーン・ペン (Emmet Ray)
サマンサ・モートン (Hattie)
ユマ・サーマン (Blanche)
グレッチェン・モル (Ellie)
アンソニー・ラ・パグリア (Al)

(以下、ストーリー共Movieウォーカーより)
スタッフ

監督 ウディ・アレン
製作総指揮 ジェイ・イー・ボークレール
製作 ジーン・ドゥーマニアン
脚本 ウディ・アレン
撮影 チャオ・フェイ
美術 サント・ロカスト
音楽 ディック・ハイマン
衣装(デザイン) ローラ・カニンガム・バウアー
字幕 古田由紀子
その他 リチャード・ブリック 、 レティ・アロンソン

ストーリー(ネタバレゴメン)

1930 年代、シカゴ。派手で目立ちたがり屋のエメット・レイ(ショーン・ペン)は、才能あふれるジプシージャズのギタリスト。音楽に身を捧げる一方で、娼婦の元締めをするなど裏社会でも顔のきく破滅的な人生を送っていた。女遊びも激しい彼だったが、ニュージャージーの浜辺でナンパした口のきけない娘ハッティ(サマンサ・モートン)と出会って以来、2人は付き合うようになる。しかし、やがてエメットは上流階級の美女ブランチ(ユマ・サーマン)に惚れ、ハッティと別れてブランチと衝動的に結婚してしまう。だが派手好きな2人の夫婦関係は破局が目に見えており、案の定、ブランチはジャズ・クラブの用心棒アル(アンソニー・ラパグリア)との不倫に溺れてゆく。裏切りと失意の中で空虚な日々を送るエメットは、やっと本心に目覚め、自分に本当に必要だったハッティを求めて再びニュージャージーを訪ねるが、彼女はすでに他の男と結婚していたのだった。

レビューは、こちら

エメットが、ユマ・サーマンと用心棒が同乗する車に潜み、警官に追われる何度か異なるストーリーが展開する場面、どれも笑えて面白いのですが、なんだか散漫な印象が。どれかひとつにしてもらえたらいいのだけど。

昔フェリーニの『道』を鑑賞しています。
似たストーリーの本作と比較する評が多いですね。
『道』は勿論コメディではなく悲劇だから、哀しみも海のごとく深い。
主人公のエメットは『道』のザンパノより乱暴で愚鈍ではないし、ハッティへの想いも持ちつつ我が人生を風来坊に生きている、ビターなコメディに仕上がってます。


冴えない男の代表だったショーン・ペンの自己評価上昇と共に、口のきけない娘を演じたサマンサ・モートンの印象が、原題のSweetという言葉のごとく、甘く忘れがたく秀逸でした。彼女の他出演映画もチェックして見たいと思っています。原題のもう一方のLowdownは、言わずもがなエメットですね。






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ありがとうございます。W.アレン次回鑑賞作品は、レコメンドしている方の評価を参考に、『カイロの紫のバラ』にしようかと考えてます。タイトルによっては、正直好みでないものも多くありそうなのですが、あまりに高名なためか何を見ても、どこか嫌いになれない映画作家です。
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モキュ
by ひし 2010/08/11(Wed)20:58 Edit
モキュメンタリー・スタイルはウディ・アレンのデビュー作『泥棒野郎』からのお気に入りなのです。<br/>その最高傑作が『カメレオン・マン』です。
Unknown
by にゃんたろう 2010/08/11(Wed)21:42 Edit
この手法はモキュメンタリーというのですね、知りませんでした。W.アレンが得意とするスタイルなのでしょうね。<br/><br/>『カメレオン・マン』、これも鑑賞候補に入れときます(^^*
正式には
by ひし 2010/08/13(Fri)23:38 Edit
正式な名称は決まってない気もしますが、フェイク・ドキュメンタリーというのが、一般的ですね。<br/><br/>モキュメンタリーは日本だけだと思われます。<br/>響きが好きでこちらを使ってますが。<br/>
Unknown
by にゃんたろう 2010/08/14(Sat)15:17 Edit
英単語の『mock』から付いているのでしょうか。動詞ではあざけて真似る意味がありますね。<br/><br/>『fake』はもっと巧妙な偽物という印象です。漫画の「ギャラリーフェイク」みたいな。
Unknown
by ひし 2010/08/15(Sun)22:00 Edit
ドキュメンタリー・スタイルとフェイク・ドキュメンタリーは似て非なるものですものね。
Unknown
by にゃんたろう 2010/08/16(Mon)15:45 Edit
ドキュメンタリー・スタイルのほうが、馴染みやすいかもしれません。
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