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今月も、銀座メゾンエルメスでの鑑賞です。

まだ余裕ありそうなので、Web予約の方はお早めに。
当日もキャンセルがあれば、鑑賞可なのでお問い合わせを。
http://www.maisonhermes.jp/ginza/movie/

Movie Walkerより作品情報。

スタッフ
監督 ディーノ・リージ
脚本 ルッジェーロ・マッカリ 、 エットーレ・スコラ 、 ディーノ・リージ
キャスト
Bruno ヴィットリオ・ガスマン
Roberto ジャン=ルイ・トランティニャン
Lili カトリーヌ・スパーク

ストーリー(抜粋)
聖母昇天祭の休日、ローマの友人の誘いで、車をブッ飛ばして来たブルノ(ヴィットリオ・ガスマン)は、ローマ中はバカンスに出かけて商店街は空っぽなのにガッカリ。ロベルト(ジャン・ルイ・トランティニャン)は町角のアパートの一室で学生生活を送っていたが、九月の試験に備えて勉強中、ちょっとしたことで知りあったブルノに強引にドライブに誘われ、サン・ピエトロに向って走り出した。

感想:
傲慢極まりないのに、何故か人好きのする性格のブルーノが操るランチア、この車名にはちょっと嫌な記憶があります(^^;
一時婚活サイトなぞに登録し、そこで知り合ったある人物(自分を思い切り棚上げしますが、感じたのは嫌悪のみ)とのドライヴにランチアのオープンカーだと言うので誘われました。全くこの映画とは関係ありませんが、雨天NGで狭い車内だし断って正解だったかも。

主人公のブルーノ、先頃急逝した母方の叔父にも酷似しておりまして、容姿は勿論映画が当人よりかなり美化されているといって良いでしょう。
映画の後半で訪れる、別れた家庭の元奥方と娘ではないが、叔父の妻は端正、子供は明朗活発でよき家族にも恵まれておりました。
ブルーノと行動を共にするロベルトの性格はさながら叔父の兄弟(いずれも品行方正で穏やか)といったところでしょうか。

孤独で穏和なロベルトが時にみずから望んでとも言える、引き回される不運は私自身の過去にも同様の経験があります。
唐突なラストから思えば、ずっと留まっていれば良かったと思える彼の親戚の邸宅(とその住人)は、絶対に失ってはいけない彼の人生と平凡ながら則していくべき重要な行動規範(ロベルトが学ぶ法学)でしょう。

圧倒的な魅力に溢れるが大方は破壊的な人物から巧く離脱する賢明さ(かなり困難ですが)を持て、がこの映画から学ぶ教訓でしょうか。
ちなみに、生来暴れん坊の叔父が亡くなったことで、うちの親類はようやく落ち着けると安堵したそうです。



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ありがとうございます。

『追い越し野郎』で主人公を演じたヴィットリオ・ガスマンの映画作品について検索したら、聞き覚えのあるタイトルが結構みられます。 http://movie.walkerplus.com/person/8418/
映画紹介や予告のみで本編は未見ながら、『スリーパーズ』『パレルモ』あたり近々DVDレンタルまたは購入してみたいところですね。
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