「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」
6月11日~17日 12:45 17:35(~19:45)
以前、この映画について紹介したかもしれません。
公開前の予告編が、迫力満点でした。
トッド・ヘインズ監督。
アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・プルマン等豪華キャスト。
名門法律事務所で働く企業弁護士が、思いがけない調査依頼を受ける。
農場を営むウィルバー・テナントは、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。
さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。
発ガン性のある有害物質を40年間も隠蔽し、大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。
やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。
☆早稲田松竹は、時々行く旧作中心の映画館です。
ゆったりとした雰囲気で観る映画は、日常を離れた、深い印象を各々に与えること請け合いです


「ボブという名の猫2」
https://eiga.com/movie/94360/
ジェームズ・ボーウェンのノンフィクションを原作に、どん底の生活を送る青年が1匹の猫との出会いを通して再生していく姿を描いた「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編。ホームレスのストリートミュージシャンからベストセラー作家に転身を果たしたジェームズと、彼の飼い猫の茶トラ猫ボブ。出版社のクリスマスパーティに出席した彼らは、その帰り道、路上演奏の違反で警察官に取り押さえられたホームレスの男性を助ける。ジェームズは自暴自棄になっているその男性に、路上で過ごした最後のクリスマスの話を語り出す。それはジェームズにとって、最も困難で苦しい選択を迫られた忘れられない日だった。前作に続きルーク・トレッダウェイが主演を務めた。監督は「ベラのワンダフル・ホーム」のチャールズ・マーティン・スミス。
予告編
前から頃合いを伺ってましたが、満を持して行ってきました。
主人公が仕事で売るビッグイッシューも、都心の駅近で買った覚えがあります。何といっても本作はホームレス(部屋があっても、すぐに電気が止まる生活)の辛い生活が主流であり、エンディングでようやくハッピーな気分になれた想いがあります。
にゃんこも、撮影技術が上手いのでしょうが、まなざしがひとの気持ちを汲み取っているようですね。
猫とジェームズのコンビがテーマですが、周辺で支える人々、特にさりげない優しさで教えを説く、コンビニエンスストアの店主がいてこそ主人公(と他のホームレスや慈善団体の女性も)は幸せを掴んだのではないでしょうか。
気になったのが、動物福祉局の二人です。
男性の一人は、悪役面で他作品でも見かける雰囲気を持ってますね。
この人も、ストーリーに緩急な変化を与える役割を担っていたという感想を持ちました。
初作の「ボブという名の猫」に加え、配信やDVDでも、是非改めて視聴したいと思います。
ヒトラーが騙された作戦…カギは“死体”!?
オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体
[ストーリー]
“人類史上、最も信じられない”といっても過言ではない実話がある。
時は1943年、第二次世界大戦が激化するなか、連合国軍はナチスから勢力を盛り返してきていた。ヨーロッパを侵攻するにあたり選ぶべき地点はイタリア、シチリア島。しかし正面からぶつかっても鉄壁に防備するナチス軍に返り討ちされると考えた英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。
“死体”を高級将校に仕立て上げ、ヒトラーを騙すための偽の文書を持たせ、中立国ながらナチス寄りであったスペインの海岸に漂着させようというのだ。しかも驚くことに、この作戦の発案者の名はイアン・フレミング。後に小説「007」シリーズを書き上げた、ジェームズ・ボンドの生みの親――。
(以上、抜粋)
あの、007の作者みずからの発案だそうですね(ワクテカ)。
せんそうのリアルな映像はちょっと苦手だけど、影で織りなす頭脳戦、は興味を惹かれます。
これで、鑑賞後の後味がどうなんだろうと気になりますが、
イギリス的な乾いたユーモア、洗練された会話劇、ヒューマンドラマと来たら、これは見るしかないかも。
制服好きには、凛々しい大人の男性が纏うその雰囲気をあじわえる喜び(?)もひとしお。
動画では、ご覧になった方のコメントも読めるので、評価に納得したら是非劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか(^ω^)♪