長年見逃してきた人形実写アニメ(アニマトロニクス)作品「ダーク・クリスタル」。
ノベライズや、写真集の立ち読みで、観られない寂しさを凌いで来ました。
ようやく、先日早稲田松竹のレイトショーにて鑑賞が叶いました。
(今回は、4月28日迄)
http://wasedashochiku.co.jp/
(まさにイメージが似ている、NOVELAのサンクチュアリ(聖域)。)
この幻想的かつ不気味なイメージを長い間愛して来た自分でしたが(ジャケットのイメージでは日本のプログレバンド「NOVELA」や「Gerard」等)、意外と随所に色鮮やかでアクティブな一面も見せる映画に、ワクワクしながら没入した上映時間でした。
https://eiga.com/movie/46348/
黒水晶が割れたために暗黒と化した世界を舞台に、善と悪の戦いが展開されるという人形劇映画。“マペット”の生みの親ジム・ヘンソンと「スター・ウォーズ」のプロデューサーのゲイリー・カーツが製作。エキュゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・レイザー。監督はジム・ヘンソンとフランク・オズの共同。ジム・ヘンソンの原案に基づき、デイヴィッド・オデールが脚本を執筆。撮影はオズワルド・モリス、音楽はトレヴァー・ジョーンズが作曲しロンドン交響楽団が演奏している。著名なイラストレーターのブライアン・フロードが協力。
1982年製作/93分/イギリス
原題:The Dark Crystal
配給:ユニヴァーサル=CIC
(以上抜粋)
掲載されているストーリーも是非、一読を。
wiki
個人的な感想:スケクシスは、まさにDSのレプやドラコ。三つの太陽の合でミスティックとの統合後のウルスケク族は、高次元の知性体カウンシル・オブ・ナインを想起させる人物像でした(多くのSFやファンタジーは、類似のイメージがあるとは思いますが)。
以前から思ってましたが、キアラはショコタンに劇似ですね
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07F58QSZ9/ref=atv_dp_amz_c_Z0r2A3_1_1?tag=moviewalker0b-22
アウトロー (吹替版)
(以上抜粋)
この作品を見る前に、幾つかミッション・インポッシブルシリーズを見てましたが、今作はそちらとの違いが際立ってました(ミッション~も素晴らしい作品ですが)。
寄る辺なきアウトローなトム・クルーズも断然渋くて良かったです。
他の方の(映画サイトの)コメントで、一部残念だった旨ありましたが、わたしもそのような実感でした。贅沢は言えませんが、女性共演者も演技の巧者がいいですね(自分を棚に上げますが、容姿も)。
予告編
映画「アウトロー」ネタバレあらすじ結末と感想
https://eiga-watch.com/jack-reacher/
普通、ネタバレは控えますが、この映画は細部まで紹介したい、面白さがあります。原作が面白いとのお話、近いうち入手して読んでみます。
アウトロー 上 (講談社文庫) 文庫 – 2013/1/16
リゾートバイト 奇々怪々怖い話投稿
https://resortbeit.com/news01.html
「リゾートバイト」公式サイトより
リゾートバイトとは、
2009年に「ホラーテラー」(怖い話投稿サイト)に初投稿、その後「2ちゃんねる」に再投稿されるとそのあまりの恐さと秀逸な展開で一気に話題となった作品です。“禁忌の儀式”、“人外の存在”、“人間の業”などすべてのホラー要素が凝縮されており、多くの人々にネット都市伝説の集大成として現在まで語り継がれています。
(以上抜粋・編集)
当時は他の怖い話も沢山あったため、話題としては埋もれていましたが、今回映画化されることで大いに期待しています。
詳しくは、
やがみ氏のYouTubeより
前編
https://youtu.be/LOkPQ-kniXM
後編
https://youtu.be/Uj7EhqDUrtU
怖いのは、(記憶違いでなければ)後々まで恐怖が継続していることですね~

リアルでも影響を受けないよう、ご注意を
ケストナー唯一の大人向け長編小説が原作 「さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について」6月10日公開
「コーヒーをめぐる冒険」の主演トム・シリングによる、1931年のベルリンを舞台にした映画。
「コーヒー~」は、タイトルだけ存じてましたが、見たいと思いつつ逃していました。
原作が児童文学作家ケストナーの大人向け小説であること、それに往年のベルリンの街を舞台にしているのがこの映画に惹かれた理由です。
監督がドミニク・グラフ、2021年ベルリン国際映画祭出品、主要三部門受賞作品。
しばらくこの系統の作品を観てなかったので、興味を持ちました。ベルリンへ行きたいけど、余裕のない身には嬉しい映画でもあります^^v♪
現在は、下高井戸シネマで公開されています。近く&関心のある方、是非。
https://eiga.com/movie-area/94574/13/130606/
https://goo.gl/maps/EzsQmD6qV6NFGfqr5
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E3%81%AE%E6%97%85_(1985%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞
監督 アニエス・ヴァルダ
主演 サンドリーヌ・ボネール:モナ
ストーリー
彼女は海からやってきたのかもしれない―。
冬の南フランス。小さな農村の畑の片隅で、1人の少女が冷たく息絶えていた。所持金もなく、みすぼらしい身なりをした彼女、モナの素性を、彼女の死の数週間前までに出会った人々の証言で綴っていく。
モナは18歳だった。寝袋とリュックを背負って、気ままにヒッチハイクの旅を続けていた。道中で知り合ったバイカーの青年と宿を共にしたり、山中の牧場に隠遁する夫婦の手伝いなどをしてみたりするものの、彼女は誰に心開くこともなく、いつのまにか何処へ流れていった。
病んで枯れていくプラタナスの樹を研究する女教授ランディエに出会い、親しみを感じたモナは自らの過去を少しずつ語りだした。ランディエもまた彼女に憐れに思うも、定職にある彼女が放浪者のモナにしてやれることといえば、食料を与えることぐらいだった。そしてまた、モナはあてのない流浪を続けた。
自由と引き換えの孤独にさいなまれるモナはいつしか、空き家を根城にする浮浪者グループに入り浸っていた。彼らは盗みやマリファナ売買で生計を立てるような連中で、モナの心は日に日に荒んでいった。ある時、マリファナ売買が発端のいさかいで、空き家に火が燃え広がった。命からがら逃げ出したモナは、再び路上の人となった。
飢えに苦しみながら足を踏み入れた村では、ワインの収穫祭の真っ最中だった。恒例行事のワインかけにいそしむ人々の狂騒のなか、何も知らないモナは恐怖におびえ走り出した。着いた場所は、何の作物も育っていない畑だった。
モナはついに力尽き、冷たい土の上に倒れこんだ。そして誰にも知られることなく、18歳の命を閉じた―。
☆感想:
定住しそうになって、あるいは手を差し伸べる人がいても、助けを借りてまともな生活を選ばず、流浪の旅人になってしまう主人公モナ。
容姿がとてもホームレスとは思えず、化粧せず髪に櫛も入れずとも美しいので、フィクションらしい展開だと判っていても、観る側も彼女にひたすら悩ませられます。
実は、自分も現実に辛い状況だったので、このような惨めな人生にならないよう、本作品が止めにかかっている気もしました。
日程がゆるせば、他のヴァルダの作品も是非観たかったなあ~と思います。
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以前、何度か関西には足を運んでいて、今回の大阪も何度目かの訪問でした。
東京は同じラッシュ時でも、殺伐として、何かぎすぎすしている感じですが、大阪人は世知辛くもゆったりとした構えのようで、建物も高層だけでなく横にも大きく、設計のスケールが違いますね。
これからも、映画鑑賞のみならず遊びに(願うなら仕事も)行きたいです。