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メゾンエルメスのシネマ上映、ここのところずっと予約が満席でしたが、予定した日が近くになって運よく空き、
希望したシュヴァンクマイエル作「アリス」、無事鑑賞できました(o‘∀‘o)*:◦♪
http://www.maisonhermes.jp/ginza/le-studio/

平沢進/仕事場はタブー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm953758
この映画を知る切欠になったこちらのMADを視聴したのはかなり前(映像が消えかけている><)。
当日会場に参集した方々に平沢ファンがいたら、嬉しい(呼びかける訳にもいかなかったけど)。

作品情報(パンフより)
アリス(1988)
Alice
上映時間 84分
スイス=西ドイツ=イギリス

(allcinema)
初公開年月 1989/07/23
リバイバル →ザジフィルムズ-2000.4
ジャンル ファンタジー

監督: ヤン・シュヴァンクマイエル
製作: ペーター・クリスティアン・フューター
脚本: ヤン・シュヴァンクマイエル
撮影: スヴァトプルク・マリー
出演: クリスティーナ・コホトヴァ

予告編や映像を使用したMADを見て概要を軽く理解していたものの、映画本編は初鑑賞でした。
予想されたコマ送りの淡々とした描写ではなく、虫や爬虫類系グロに驚き;;、敏感な人によってはトラウマになりかねない問題作。
自分も散々体験した、幼少時に起こる(発熱等による)アリス症候群(視覚の拡大・縮小)を表した本家ともいえる作品ですね。

童話には相応しからぬ政治的な暗喩(衝撃なのは、初期のコンパスと定規でフリーメイソンの象徴)を発見したのは何よりの収穫でした。
他にも、三月兎と帽子屋のお茶会~王、女王の裁判などはリアルな政治描写であり、あまり子供には見せたくない印象です。
取っ手がたやすく外れる机、鍵を探さねば開かない部屋の類も苦手ですね(困難の克服には有用とみた)。

アリスが中に入ったヴィスクドールがミルク(?)で拡大して人形たちに運ばれ、中を破って出てくるシーンでは(心のなかで)笑いました^^*;

ルイス・キャロルの原作を(渡英時に購入した関連冊子があります)あまり読みこなしていないまま臨んだのですが、内容への完璧な理解のためには改めて熟読せねばならぬと痛感いたしました(。-_-。)
alice oxford
Oxfordにて購入したのと同じ冊子(ヤフオクより)

アリス
DVD Amazon

ヤン・シュヴァンクマイエル作品リスト
その名も知らぬ作品の数々に興味を抱いて止みませんが、特にアッシャー家の崩壊は、是非一見したいものです。




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