こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV等)についての感想や日常雑記です。
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先の日記に載せた恵比寿ガーデンシネマ(1/29より休館)のクロージング上映にて鑑賞しました。
好きな作品が数多く上映されていたのに、今まであまり観てなかったので、ほんとに後悔。
こんなに素敵な場所だったとは。
レビュー冒頭にも少し書きましたが、老いも若きも楽しめる、上質な映画館。
早く映画館継続に当たっての諸問題が解決し、再開されるように願います。
(allcinemaより)
【クレジット】
監督: ダンカン・ジョーンズ
製作: スチュアート・フェネガン
トルーディ・スタイラー
製作総指揮: マイケル・ヘンリー
ビル・ザイスブラット
トレヴァー・ビーティー
ビル・バンゲイ
原案: ダンカン・ジョーンズ
脚本: ネイサン・パーカー
撮影: ゲイリー・ショウ
プロダクションデザイン: トニー・ノーブル
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: ニコラス・ガスター
音楽: クリント・マンセル
出演: サム・ロックウェル サム・ベル
ドミニク・マケリゴット テス・ベル
カヤ・スコデラーリオ イヴ
ベネディクト・ウォン
マット・ベリー
マルコム・スチュワート
声の出演: ケヴィン・スペイシー ガーティ
【解説】
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。主演は「コンフェッション」のサム・ロックウェル。監督はロック・スター、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ。長編デビューとなった本作で新人監督賞をはじめ多くの賞に輝いた。
近未来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵した刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっていく…
レビュー(goo映画マイページより移植):今月閉館する映画館のクロージング上映で鑑賞しました。来月はもうここで映画を観られない、という哀しい気分のせいか、作品以上に万感胸に来るものを上映館にも感じてならなかったです。
公開当初の映画紹介から、当然2人目のクローンに排除されるショッキングなホラーと予想して行った内容が、思わぬ古典SFのような深い作品だったことに驚きました。ダンカン・ジョーンズの若き才能、キャスト・スタッフの熱意に敬意を表します。
「2001年宇宙の旅」のHAL2000より遥かに人間らしく振る舞い、職務に忠実で心優しいガーティ。映画の後半、覚醒した3人目が赤子のように触れる彼は、サム以前にも数多くのクローンの養親でもあるのでしょう(ヴァージョンの別な機械もあるのだろうけど)。果たして将来人間は、このような柔軟で完璧なコンピューターをプログラミングできるだろうか。
「アバター」も、「トロン:レガシー」も未見なうちにこの作品を観る機会に恵まれてよかった。再び火のついた古典SFへの憧憬から、今度は「ソラリス」及び同種の哲学的作品に想いを馳せるでしょう。
救助隊がサムを発見するラストは少々アレンジしたほうがいいかも。無事脱出した2人目に比べて、末期がちょっとつらすぎます。
☆・☆・☆
サムとガーティとの会話で、淡々と途中まで進む内容が、好きでしたね。
月面のCGも、画面が粗めだけどそこが神秘的で気に入ってます。
他SFとの類似点(これは他ユーザーのレビューで詳しく)、環境エネルギー労働問題などの社会問題のテーマがいかに語られているかを深く追求しなくても、あるがままに物語が展開し、おのずと何かを語っている映画だと思います。
HALのようなコンピュータのガーティに何故か母(または父)を感じるのですが…
『銀河鉄道999』にも、たしか大地から人間型の生物が直接生まれる星が舞台の話がありましたが、ガーティがクローンを管理することで、親としての役割を果たしているのかもしれません。彼がルナ企業の言うがままの冷徹なA.Iなら、こんなに好きになれなかったかも。
ブックマークの菱沼氏のブログにも、本作についてのレビューがあります。
最後の、眼鏡が曇る描写、気に入って今回映画観るまでずっとその理由を考えてましたが。

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
ケヴィン・スペイシー(ガーティの声) (出演), サム・ロックウェル (出演), ダンカン・ジョーンズ (監督) | 形式: DVD
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2010/08/11
時間: 97 分
☆昨夜、TV深夜放映で再び鑑賞しました(2014/01/15)
今回は劇場時よりスケールが縮小したぶん、冷静に内容を見られたと思います。
ガーティーの表情(口が開いた笑顔はコレ保存版)、クローンの記憶史、月がテーマの自分史にもこじつけてしまう本映画の魅力はいまだ衰えず。
さらに、地球の未来を担う(かもしれない)エネルギー源ヘリウム3が公開時より現実に近づいている…
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ありがとうございます。
本作のようなSF映画について、感想をまとまった文章にするのは難しいと痛感しました。映画にしろ本にしろ専門用語が枯渇してます(^^;
ある程度予備知識があると、整理しやすいのですが、たとえ何も他に記述できる知識なくても、孤独な男とコンピュータの話でいいですよね。
ディテールを忘れているので、後でDVDを見てもう少し内容を補足したいと思います。
好きな作品が数多く上映されていたのに、今まであまり観てなかったので、ほんとに後悔。
こんなに素敵な場所だったとは。
レビュー冒頭にも少し書きましたが、老いも若きも楽しめる、上質な映画館。
早く映画館継続に当たっての諸問題が解決し、再開されるように願います。
(allcinemaより)
【クレジット】
監督: ダンカン・ジョーンズ
製作: スチュアート・フェネガン
トルーディ・スタイラー
製作総指揮: マイケル・ヘンリー
ビル・ザイスブラット
トレヴァー・ビーティー
ビル・バンゲイ
原案: ダンカン・ジョーンズ
脚本: ネイサン・パーカー
撮影: ゲイリー・ショウ
プロダクションデザイン: トニー・ノーブル
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: ニコラス・ガスター
音楽: クリント・マンセル
出演: サム・ロックウェル サム・ベル
ドミニク・マケリゴット テス・ベル
カヤ・スコデラーリオ イヴ
ベネディクト・ウォン
マット・ベリー
マルコム・スチュワート
声の出演: ケヴィン・スペイシー ガーティ
【解説】
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。主演は「コンフェッション」のサム・ロックウェル。監督はロック・スター、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ。長編デビューとなった本作で新人監督賞をはじめ多くの賞に輝いた。
近未来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵した刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっていく…
レビュー(goo映画マイページより移植):今月閉館する映画館のクロージング上映で鑑賞しました。来月はもうここで映画を観られない、という哀しい気分のせいか、作品以上に万感胸に来るものを上映館にも感じてならなかったです。
公開当初の映画紹介から、当然2人目のクローンに排除されるショッキングなホラーと予想して行った内容が、思わぬ古典SFのような深い作品だったことに驚きました。ダンカン・ジョーンズの若き才能、キャスト・スタッフの熱意に敬意を表します。
「2001年宇宙の旅」のHAL2000より遥かに人間らしく振る舞い、職務に忠実で心優しいガーティ。映画の後半、覚醒した3人目が赤子のように触れる彼は、サム以前にも数多くのクローンの養親でもあるのでしょう(ヴァージョンの別な機械もあるのだろうけど)。果たして将来人間は、このような柔軟で完璧なコンピューターをプログラミングできるだろうか。
「アバター」も、「トロン:レガシー」も未見なうちにこの作品を観る機会に恵まれてよかった。再び火のついた古典SFへの憧憬から、今度は「ソラリス」及び同種の哲学的作品に想いを馳せるでしょう。
救助隊がサムを発見するラストは少々アレンジしたほうがいいかも。無事脱出した2人目に比べて、末期がちょっとつらすぎます。
☆・☆・☆
サムとガーティとの会話で、淡々と途中まで進む内容が、好きでしたね。
月面のCGも、画面が粗めだけどそこが神秘的で気に入ってます。
他SFとの類似点(これは他ユーザーのレビューで詳しく)、環境エネルギー労働問題などの社会問題のテーマがいかに語られているかを深く追求しなくても、あるがままに物語が展開し、おのずと何かを語っている映画だと思います。
HALのようなコンピュータのガーティに何故か母(または父)を感じるのですが…
『銀河鉄道999』にも、たしか大地から人間型の生物が直接生まれる星が舞台の話がありましたが、ガーティがクローンを管理することで、親としての役割を果たしているのかもしれません。彼がルナ企業の言うがままの冷徹なA.Iなら、こんなに好きになれなかったかも。
ブックマークの菱沼氏のブログにも、本作についてのレビューがあります。
最後の、眼鏡が曇る描写、気に入って今回映画観るまでずっとその理由を考えてましたが。

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
ケヴィン・スペイシー(ガーティの声) (出演), サム・ロックウェル (出演), ダンカン・ジョーンズ (監督) | 形式: DVD
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2010/08/11
時間: 97 分
☆昨夜、TV深夜放映で再び鑑賞しました(2014/01/15)
今回は劇場時よりスケールが縮小したぶん、冷静に内容を見られたと思います。
ガーティーの表情(口が開いた笑顔はコレ保存版)、クローンの記憶史、月がテーマの自分史にもこじつけてしまう本映画の魅力はいまだ衰えず。
さらに、地球の未来を担う(かもしれない)エネルギー源ヘリウム3が公開時より現実に近づいている…
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ありがとうございます。
本作のようなSF映画について、感想をまとまった文章にするのは難しいと痛感しました。映画にしろ本にしろ専門用語が枯渇してます(^^;
ある程度予備知識があると、整理しやすいのですが、たとえ何も他に記述できる知識なくても、孤独な男とコンピュータの話でいいですよね。
ディテールを忘れているので、後でDVDを見てもう少し内容を補足したいと思います。
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先の日記に載せた恵比寿ガーデンシネマ(1/29より休館)のクロージング上映にて鑑賞しました。
好きな作品が数多く上映されていたのに、今まであまり観てなかったので、ほんとに後悔。
こんなに素敵な場所だったとは。
レビュー冒頭にも少し書きましたが、老いも若きも楽しめる、上質な映画館。
早く映画館継続に当たっての諸問題が解決し、再開されるように願います。
(allcinemaより)
【クレジット】
監督: ダンカン・ジョーンズ
製作: スチュアート・フェネガン
トルーディ・スタイラー
製作総指揮: マイケル・ヘンリー
ビル・ザイスブラット
トレヴァー・ビーティー
ビル・バンゲイ
原案: ダンカン・ジョーンズ
脚本: ネイサン・パーカー
撮影: ゲイリー・ショウ
プロダクションデザイン: トニー・ノーブル
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: ニコラス・ガスター
音楽: クリント・マンセル
出演: サム・ロックウェル サム・ベル
ドミニク・マケリゴット テス・ベル
カヤ・スコデラーリオ イヴ
ベネディクト・ウォン
マット・ベリー
マルコム・スチュワート
声の出演: ケヴィン・スペイシー ガーティ
【解説】
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。主演は「コンフェッション」のサム・ロックウェル。監督はロック・スター、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ。長編デビューとなった本作で新人監督賞をはじめ多くの賞に輝いた。
近未来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵した刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっていく…
レビュー(goo映画マイページより移植):今月閉館する映画館のクロージング上映で鑑賞しました。来月はもうここで映画を観られない、という哀しい気分のせいか、作品以上に万感胸に来るものを上映館にも感じてならなかったです。
公開当初の映画紹介から、当然2人目のクローンに排除されるショッキングなホラーと予想して行った内容が、思わぬ古典SFのような深い作品だったことに驚きました。ダンカン・ジョーンズの若き才能、キャスト・スタッフの熱意に敬意を表します。
「2001年宇宙の旅」のHAL2000より遥かに人間らしく振る舞い、職務に忠実で心優しいガーティ。映画の後半、覚醒した3人目が赤子のように触れる彼は、サム以前にも数多くのクローンの養親でもあるのでしょう(ヴァージョンの別な機械もあるのだろうけど)。果たして将来人間は、このような柔軟で完璧なコンピューターをプログラミングできるだろうか。
「アバター」も、「トロン:レガシー」も未見なうちにこの作品を観る機会に恵まれてよかった。再び火のついた古典SFへの憧憬から、今度は「ソラリス」及び同種の哲学的作品に想いを馳せるでしょう。
救助隊がサムを発見するラストは少々アレンジしたほうがいいかも。無事脱出した2人目に比べて、末期がちょっとつらすぎます。
☆・☆・☆
サムとガーティとの会話で、淡々と途中まで進む内容が、好きでしたね。
月面のCGも、画面が粗めだけどそこが神秘的で気に入ってます。
他SFとの類似点(これは他ユーザーのレビューで詳しく)、環境エネルギー労働問題などの社会問題のテーマがいかに語られているかを深く追求しなくても、あるがままに物語が展開し、おのずと何かを語っている映画だと思います。
HALのようなコンピュータのガーティに何故か母(または父)を感じるのですが…
『銀河鉄道999』にも、たしか大地から人間型の生物が直接生まれる星が舞台の話がありましたが、ガーティがクローンを管理することで、親としての役割を果たしているのかもしれません。彼がルナ企業の言うがままの冷徹なA.Iなら、こんなに好きになれなかったかも。
ブックマークの菱沼氏のブログにも、本作についてのレビューがあります。
最後の、眼鏡が曇る描写、気に入って今回映画観るまでずっとその理由を考えてましたが。

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
ケヴィン・スペイシー(ガーティの声) (出演), サム・ロックウェル (出演), ダンカン・ジョーンズ (監督) | 形式: DVD
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2010/08/11
時間: 97 分
☆昨夜、TV深夜放映で再び鑑賞しました(2014/01/15)
今回は劇場時よりスケールが縮小したぶん、冷静に内容を見られたと思います。
ガーティーの表情(口が開いた笑顔はコレ保存版)、クローンの記憶史、月がテーマの自分史にもこじつけてしまう本映画の魅力はいまだ衰えず。
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本作のようなSF映画について、感想をまとまった文章にするのは難しいと痛感しました。映画にしろ本にしろ専門用語が枯渇してます(^^;
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ディテールを忘れているので、後でDVDを見てもう少し内容を補足したいと思います。
好きな作品が数多く上映されていたのに、今まであまり観てなかったので、ほんとに後悔。
こんなに素敵な場所だったとは。
レビュー冒頭にも少し書きましたが、老いも若きも楽しめる、上質な映画館。
早く映画館継続に当たっての諸問題が解決し、再開されるように願います。
(allcinemaより)
【クレジット】
監督: ダンカン・ジョーンズ
製作: スチュアート・フェネガン
トルーディ・スタイラー
製作総指揮: マイケル・ヘンリー
ビル・ザイスブラット
トレヴァー・ビーティー
ビル・バンゲイ
原案: ダンカン・ジョーンズ
脚本: ネイサン・パーカー
撮影: ゲイリー・ショウ
プロダクションデザイン: トニー・ノーブル
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: ニコラス・ガスター
音楽: クリント・マンセル
出演: サム・ロックウェル サム・ベル
ドミニク・マケリゴット テス・ベル
カヤ・スコデラーリオ イヴ
ベネディクト・ウォン
マット・ベリー
マルコム・スチュワート
声の出演: ケヴィン・スペイシー ガーティ
【解説】
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。主演は「コンフェッション」のサム・ロックウェル。監督はロック・スター、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ。長編デビューとなった本作で新人監督賞をはじめ多くの賞に輝いた。
近未来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵した刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっていく…
レビュー(goo映画マイページより移植):今月閉館する映画館のクロージング上映で鑑賞しました。来月はもうここで映画を観られない、という哀しい気分のせいか、作品以上に万感胸に来るものを上映館にも感じてならなかったです。
公開当初の映画紹介から、当然2人目のクローンに排除されるショッキングなホラーと予想して行った内容が、思わぬ古典SFのような深い作品だったことに驚きました。ダンカン・ジョーンズの若き才能、キャスト・スタッフの熱意に敬意を表します。
「2001年宇宙の旅」のHAL2000より遥かに人間らしく振る舞い、職務に忠実で心優しいガーティ。映画の後半、覚醒した3人目が赤子のように触れる彼は、サム以前にも数多くのクローンの養親でもあるのでしょう(ヴァージョンの別な機械もあるのだろうけど)。果たして将来人間は、このような柔軟で完璧なコンピューターをプログラミングできるだろうか。
「アバター」も、「トロン:レガシー」も未見なうちにこの作品を観る機会に恵まれてよかった。再び火のついた古典SFへの憧憬から、今度は「ソラリス」及び同種の哲学的作品に想いを馳せるでしょう。
救助隊がサムを発見するラストは少々アレンジしたほうがいいかも。無事脱出した2人目に比べて、末期がちょっとつらすぎます。
☆・☆・☆
サムとガーティとの会話で、淡々と途中まで進む内容が、好きでしたね。
月面のCGも、画面が粗めだけどそこが神秘的で気に入ってます。
他SFとの類似点(これは他ユーザーのレビューで詳しく)、環境エネルギー労働問題などの社会問題のテーマがいかに語られているかを深く追求しなくても、あるがままに物語が展開し、おのずと何かを語っている映画だと思います。
HALのようなコンピュータのガーティに何故か母(または父)を感じるのですが…
『銀河鉄道999』にも、たしか大地から人間型の生物が直接生まれる星が舞台の話がありましたが、ガーティがクローンを管理することで、親としての役割を果たしているのかもしれません。彼がルナ企業の言うがままの冷徹なA.Iなら、こんなに好きになれなかったかも。
ブックマークの菱沼氏のブログにも、本作についてのレビューがあります。
最後の、眼鏡が曇る描写、気に入って今回映画観るまでずっとその理由を考えてましたが。

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
ケヴィン・スペイシー(ガーティの声) (出演), サム・ロックウェル (出演), ダンカン・ジョーンズ (監督) | 形式: DVD
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2010/08/11
時間: 97 分
☆昨夜、TV深夜放映で再び鑑賞しました(2014/01/15)
今回は劇場時よりスケールが縮小したぶん、冷静に内容を見られたと思います。
ガーティーの表情(口が開いた笑顔はコレ保存版)、クローンの記憶史、月がテーマの自分史にもこじつけてしまう本映画の魅力はいまだ衰えず。
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ある程度予備知識があると、整理しやすいのですが、たとえ何も他に記述できる知識なくても、孤独な男とコンピュータの話でいいですよね。
ディテールを忘れているので、後でDVDを見てもう少し内容を補足したいと思います。
先の日記に載せた恵比寿ガーデンシネマ(1/29より休館)のクロージング上映にて鑑賞しました。
好きな作品が数多く上映されていたのに、今まであまり観てなかったので、ほんとに後悔。
こんなに素敵な場所だったとは。
レビュー冒頭にも少し書きましたが、老いも若きも楽しめる、上質な映画館。
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(allcinemaより)
【クレジット】
監督: ダンカン・ジョーンズ
製作: スチュアート・フェネガン
トルーディ・スタイラー
製作総指揮: マイケル・ヘンリー
ビル・ザイスブラット
トレヴァー・ビーティー
ビル・バンゲイ
原案: ダンカン・ジョーンズ
脚本: ネイサン・パーカー
撮影: ゲイリー・ショウ
プロダクションデザイン: トニー・ノーブル
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: ニコラス・ガスター
音楽: クリント・マンセル
出演: サム・ロックウェル サム・ベル
ドミニク・マケリゴット テス・ベル
カヤ・スコデラーリオ イヴ
ベネディクト・ウォン
マット・ベリー
マルコム・スチュワート
声の出演: ケヴィン・スペイシー ガーティ
【解説】
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。主演は「コンフェッション」のサム・ロックウェル。監督はロック・スター、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ。長編デビューとなった本作で新人監督賞をはじめ多くの賞に輝いた。
近未来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵した刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっていく…
レビュー(goo映画マイページより移植):今月閉館する映画館のクロージング上映で鑑賞しました。来月はもうここで映画を観られない、という哀しい気分のせいか、作品以上に万感胸に来るものを上映館にも感じてならなかったです。
公開当初の映画紹介から、当然2人目のクローンに排除されるショッキングなホラーと予想して行った内容が、思わぬ古典SFのような深い作品だったことに驚きました。ダンカン・ジョーンズの若き才能、キャスト・スタッフの熱意に敬意を表します。
「2001年宇宙の旅」のHAL2000より遥かに人間らしく振る舞い、職務に忠実で心優しいガーティ。映画の後半、覚醒した3人目が赤子のように触れる彼は、サム以前にも数多くのクローンの養親でもあるのでしょう(ヴァージョンの別な機械もあるのだろうけど)。果たして将来人間は、このような柔軟で完璧なコンピューターをプログラミングできるだろうか。
「アバター」も、「トロン:レガシー」も未見なうちにこの作品を観る機会に恵まれてよかった。再び火のついた古典SFへの憧憬から、今度は「ソラリス」及び同種の哲学的作品に想いを馳せるでしょう。
救助隊がサムを発見するラストは少々アレンジしたほうがいいかも。無事脱出した2人目に比べて、末期がちょっとつらすぎます。
☆・☆・☆
サムとガーティとの会話で、淡々と途中まで進む内容が、好きでしたね。
月面のCGも、画面が粗めだけどそこが神秘的で気に入ってます。
他SFとの類似点(これは他ユーザーのレビューで詳しく)、環境エネルギー労働問題などの社会問題のテーマがいかに語られているかを深く追求しなくても、あるがままに物語が展開し、おのずと何かを語っている映画だと思います。
HALのようなコンピュータのガーティに何故か母(または父)を感じるのですが…
『銀河鉄道999』にも、たしか大地から人間型の生物が直接生まれる星が舞台の話がありましたが、ガーティがクローンを管理することで、親としての役割を果たしているのかもしれません。彼がルナ企業の言うがままの冷徹なA.Iなら、こんなに好きになれなかったかも。
ブックマークの菱沼氏のブログにも、本作についてのレビューがあります。
最後の、眼鏡が曇る描写、気に入って今回映画観るまでずっとその理由を考えてましたが。

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
ケヴィン・スペイシー(ガーティの声) (出演), サム・ロックウェル (出演), ダンカン・ジョーンズ (監督) | 形式: DVD
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2010/08/11
時間: 97 分
☆昨夜、TV深夜放映で再び鑑賞しました(2014/01/15)
今回は劇場時よりスケールが縮小したぶん、冷静に内容を見られたと思います。
ガーティーの表情(口が開いた笑顔はコレ保存版)、クローンの記憶史、月がテーマの自分史にもこじつけてしまう本映画の魅力はいまだ衰えず。
さらに、地球の未来を担う(かもしれない)エネルギー源ヘリウム3が公開時より現実に近づいている…
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本作のようなSF映画について、感想をまとまった文章にするのは難しいと痛感しました。映画にしろ本にしろ専門用語が枯渇してます(^^;
ある程度予備知識があると、整理しやすいのですが、たとえ何も他に記述できる知識なくても、孤独な男とコンピュータの話でいいですよね。
ディテールを忘れているので、後でDVDを見てもう少し内容を補足したいと思います。
好きな作品が数多く上映されていたのに、今まであまり観てなかったので、ほんとに後悔。
こんなに素敵な場所だったとは。
レビュー冒頭にも少し書きましたが、老いも若きも楽しめる、上質な映画館。
早く映画館継続に当たっての諸問題が解決し、再開されるように願います。
(allcinemaより)
【クレジット】
監督: ダンカン・ジョーンズ
製作: スチュアート・フェネガン
トルーディ・スタイラー
製作総指揮: マイケル・ヘンリー
ビル・ザイスブラット
トレヴァー・ビーティー
ビル・バンゲイ
原案: ダンカン・ジョーンズ
脚本: ネイサン・パーカー
撮影: ゲイリー・ショウ
プロダクションデザイン: トニー・ノーブル
衣装デザイン: ジェーン・ペトリ
編集: ニコラス・ガスター
音楽: クリント・マンセル
出演: サム・ロックウェル サム・ベル
ドミニク・マケリゴット テス・ベル
カヤ・スコデラーリオ イヴ
ベネディクト・ウォン
マット・ベリー
マルコム・スチュワート
声の出演: ケヴィン・スペイシー ガーティ
【解説】
地球に不可欠なエネルギー源を採掘するという3年契約の仕事に従事するため、たったひとりで月へと旅立った宇宙飛行士が、あるアクシデントを境に不可解な現象の数々に苛まれていくさまをサスペンスフルに描いたSFミステリー。主演は「コンフェッション」のサム・ロックウェル。監督はロック・スター、デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ。長編デビューとなった本作で新人監督賞をはじめ多くの賞に輝いた。
近未来。エネルギーの枯渇した地球は、新たな燃料源が存在する月へその希望を求めた。そして、宇宙飛行士のサム・ベルが世界最大の燃料生産会社ルナ産業との3年契約により、エネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため月へたった独り派遣される。以来、彼は月面基地サラングを拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組み、また唯一の慰めだったTV電話での妻テスとの会話も衛星事故で交信不能になった今では、孤独感とも格闘していた。だが、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、作業中に事故を起こしてしまう。やがて、基地内の診療室で目覚め安堵した刹那、そこに自分と瓜二つの人間がいることに気付くサム。これを機に、彼は周囲で起きている出来事が果たして幻覚なのか現実なのか、判別が出来なくなっていく…
レビュー(goo映画マイページより移植):今月閉館する映画館のクロージング上映で鑑賞しました。来月はもうここで映画を観られない、という哀しい気分のせいか、作品以上に万感胸に来るものを上映館にも感じてならなかったです。
公開当初の映画紹介から、当然2人目のクローンに排除されるショッキングなホラーと予想して行った内容が、思わぬ古典SFのような深い作品だったことに驚きました。ダンカン・ジョーンズの若き才能、キャスト・スタッフの熱意に敬意を表します。
「2001年宇宙の旅」のHAL2000より遥かに人間らしく振る舞い、職務に忠実で心優しいガーティ。映画の後半、覚醒した3人目が赤子のように触れる彼は、サム以前にも数多くのクローンの養親でもあるのでしょう(ヴァージョンの別な機械もあるのだろうけど)。果たして将来人間は、このような柔軟で完璧なコンピューターをプログラミングできるだろうか。
「アバター」も、「トロン:レガシー」も未見なうちにこの作品を観る機会に恵まれてよかった。再び火のついた古典SFへの憧憬から、今度は「ソラリス」及び同種の哲学的作品に想いを馳せるでしょう。
救助隊がサムを発見するラストは少々アレンジしたほうがいいかも。無事脱出した2人目に比べて、末期がちょっとつらすぎます。
☆・☆・☆
サムとガーティとの会話で、淡々と途中まで進む内容が、好きでしたね。
月面のCGも、画面が粗めだけどそこが神秘的で気に入ってます。
他SFとの類似点(これは他ユーザーのレビューで詳しく)、環境エネルギー労働問題などの社会問題のテーマがいかに語られているかを深く追求しなくても、あるがままに物語が展開し、おのずと何かを語っている映画だと思います。
HALのようなコンピュータのガーティに何故か母(または父)を感じるのですが…
『銀河鉄道999』にも、たしか大地から人間型の生物が直接生まれる星が舞台の話がありましたが、ガーティがクローンを管理することで、親としての役割を果たしているのかもしれません。彼がルナ企業の言うがままの冷徹なA.Iなら、こんなに好きになれなかったかも。
ブックマークの菱沼氏のブログにも、本作についてのレビューがあります。
最後の、眼鏡が曇る描写、気に入って今回映画観るまでずっとその理由を考えてましたが。

月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
ケヴィン・スペイシー(ガーティの声) (出演), サム・ロックウェル (出演), ダンカン・ジョーンズ (監督) | 形式: DVD
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
DVD発売日: 2010/08/11
時間: 97 分
☆昨夜、TV深夜放映で再び鑑賞しました(2014/01/15)
今回は劇場時よりスケールが縮小したぶん、冷静に内容を見られたと思います。
ガーティーの表情(口が開いた笑顔はコレ保存版)、クローンの記憶史、月がテーマの自分史にもこじつけてしまう本映画の魅力はいまだ衰えず。
さらに、地球の未来を担う(かもしれない)エネルギー源ヘリウム3が公開時より現実に近づいている…
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ありがとうございます。
本作のようなSF映画について、感想をまとまった文章にするのは難しいと痛感しました。映画にしろ本にしろ専門用語が枯渇してます(^^;
ある程度予備知識があると、整理しやすいのですが、たとえ何も他に記述できる知識なくても、孤独な男とコンピュータの話でいいですよね。
ディテールを忘れているので、後でDVDを見てもう少し内容を補足したいと思います。

くノ一忍法帖 柳生外伝~会津雪地獄篇~ [DVD]
出演: 小沢仁志, 森山祐子
監督: 小沢仁志
販売元: キングレコード
DVD発売日: 1998/09/23
時間: 81 分
シネマトピックスの映画紹介
(allcinemaより)
メディア 映画
上映時間 106分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(キングレコード)
初公開年月 1998/07/11
ジャンル 時代劇/アクション/エロティック
【クレジット】
監督: 小沢仁志
プロデューサー: 新井義巳 林哲次
企画: 西野聖市
原作: 山田風太郎
脚本: 井上淳一 小沢仁志
撮影: 江原祥二
スペシャル・エフェクト: 羽鳥博幸
特殊メイク: 原口智生
美術: 原田哲男 倉橋利韶
デザイン: 寺沢武一
編集: 鵜飼邦彦
音楽: トルステン・ラッシュ
主題歌: 寺田恵子
特技監督: 小林浩二
助監督: 林稔充
出演:
小沢仁志 柳生十兵衛
森山祐子 千絵
白島靖代 千姫
水上竜士 加藤明成
片桐竜次 沢庵和尚
宮坂ひろし
田口トモロヲ 漆戸虹七郎
鵜川薫 くノ一
菅原晶子 くノ一
武田和季 くノ一
佐伯ももか くノ一
NON くノ一
大葉ふゆ くノ一
麿赤兒 天海僧正
山田風太郎の原作の忍法帖シリーズを読み始めて二冊目で、初のDVD鑑賞です。(以前深夜映画で一度、ある山風作品を見てますが、正直あまり楽しめなかった…)
こちらは原作未読ですが、純粋に映像を楽しめました。
監督・脚本兼主役の小沢仁志さんの柳生十兵衛は奇をてらっておらず、正統派時代劇ヒーローとして安心して見られました。千絵役の森山祐子さんも素晴らしい美貌とアクション、確かな演技力ですね。敵方の面々も、映画らしい一流の配役で外しがなく、劇画タッチの出来栄えで満足できました。くの一はちょっと女の子っぽい舌足らずな台詞回しがあったので、それが少し残念。(でも愛嬌ということで、いいのかな?)
現在本作品を再制作するなら、雪地獄のシーンもさらに幻想的で細密なCGが期待できそうです。リメイクは是非やってほしいですね。
注文中の原作を読了したら、再見してレビュー欄に感想を書く予定。
二度見たのによくわからない個所も、読後ならもっと内容を理解できそうです。
(2011/04/22更新)
ブックマーク頂いている菱沼康介監督による、映画『くノ一忍法帖 影ノ月』が6月4日より東京・名古屋・大阪にて公開予定です。
(2011/04/30更新)
くノ一映画紹介と、震災復興支援のニュース。
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ありがとうございます。
忍法帖のレビューを拝見すると、男性はエロティックな作風の方が満足できるように思います。(原作ではその部分が、かなり顕わになってます。)
劇場映画にするなら、エロさはそこそこでアクションや演技が主役・脇役共上質なのがいいですね。低俗でない、妖艶甘美な作品を楽しみたいって時もありますが。

11/28(日)有楽町朝日ホールで、東京フィルメックス特別招待作品を鑑賞して来ました。
アモス・ギタイ監督の『幻の薔薇(英題 Roses On Credit)』です。
前売りチケット販売終了で当日も閉会式だからなぁと諦めていたところ、譲って頂けることになり運良く取得できました。
フィルメックスのサイトより作品詳細
http://filmex.net/2010/ss07.html
実はフランス映画は、圧倒的に鑑賞不足で個性的でアーティスティックなシーンが不慣れでした。後で購入した公式プログラムで確認しましたが、ストーリーも半ば勘違いしてたりして。
この映画は、それを超えて余りある感動をもたらしました。
活気ある国際映画祭の興奮状態も、多分に影響していたのでしょうね。
内容は、第二次大戦後のフランス。
薔薇づくりの家に嫁いだ女性の物語です。
女性の性格や浪費癖もあるとはいえ、最後がビターエンドなんですね。
この後の人生はどうなるのかと、余計な心配をしたりも。
ラストのスカーフの空色が象徴するように、きっと果敢に生きてゆくのでしょう。
監督も上映後のQ&Aで話してましたが、ルイス・ブニュエル、ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール等フランス映画を好む向きは、きっと鑑賞必至の映画でしょう。詳しい対比はちょっと不案内なので、控えます(^^;
個人的にも好みの、ヒッチコック(裏窓)のエッセンスも挿入されてたりします。
建築に造詣の深い監督ならではの、家のセットや建物の描写が素晴らしい。
繊細な植物が描かれた壁紙や寝具が映画を雄弁に物語っていたようでした。
夫婦がのちに住む、アパルトマンの内装が反転してモダンになっていたのが興味深かったです。
Q&Aではまだ配給未定との話でしたが、早く一般公開になることを願って止みません。
東京日仏学院で特集上映が組まれてます。ギタイ監督のファンは勿論、少しでも彼の映画に興味ある方は是非。
http://www.institut.jp/ja/evenements/10221
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ありがとうございます。
本作はフィルメックスの受賞は逃しましたが、初鑑賞で心に深く刻まれた作品です。これからも国際的に価値ある作品を産みだしていくであろうアモス・ギタイ監督、おおいに期待してます。
幻の薔薇 [DVD] 2012/01/11発売予定
レア・セドゥ (出演), グレゴワール・ルプランス=ヤランゲ (出演), アモス・ギタイ (監督)
プロフィール
HN:
Kuroneko Tsuusin
性別:
非公開
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