こだわりの映像作品(DVD、劇場映画、TV等)についての感想や日常雑記です。
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別に間隔を空けなくてもいいんですが、も一つの悪魔映画についてもご紹介。

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ナインスゲート(1999)
THE NINTH GATE
メディア 映画
上映時間 133分
製作国 フランス/スペイン
公開情報 劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月 2000/06/03
ジャンル ホラー/サスペンス
【クレジット】
監督: ロマン・ポランスキー
製作: ロマン・ポランスキー
原作: アルトゥーロ・ペレス=レベルテ
脚本: エンリケ・ウルビス
ロマン・ポランスキー
ジョン・ブラウンジョン
撮影: ダリウス・コンジ
音楽: ヴォイチェフ・キラール
出演: ジョニー・デップ
フランク・ランジェラ
レナ・オリン
エマニュエル・セニエ
バーバラ・ジェフォード
ジェームズ・ルッソ
ジャック・テイラー
【解説】
ジョニー・デップ主演のオカルト・ホラー。禁断の書と言われる“悪魔の書”を手にした書物ブローカーに起こる迷宮的恐怖を描く。ロマン・ポランスキー監督作。世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。彼はある富豪の依頼を受け、世界に3冊しかないという伝説の悪魔の祈祷書を探していた。ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。だがそんな彼の周囲では、不可思議な殺人が続発してゆく。
以上、allcinemaより。
DVDはヤフオクにて購入。
(上映時からなのか、バージョンが古いのか)色がいまいちだったのですが、いつかスクリーンで観られることを夢みてイメージと大筋のみ鑑賞。
映画を初鑑賞(TVにて)の頃よりだいぶデップ熱が冷めているので、「謎めいた古書の挿絵の真贋を訪ねる旅」の本筋(悪魔Luciferよりこれがメインじゃないかと)を落ち着いて理解できたのかなと思います。
私事で恐縮ですが、紀伊國屋本店やもっとマイナーな本屋で海外文学(宗教哲学・精神科学)等の高価かつ希少本が麗々しく並ぶ書棚を飽かず眺めた経験から、個人的には非常に喰いつきが良いテーマですv(o゚∀゚o)v
レナ・オリンが(以前レビューに上げた『蜘蛛女』ほど)あまり魅力的ではなかった;; 血糊もTVモニターやPCいずれで見ても嘘っぽいorz
古書店の友人が殺され、“吊るされた男”風に刑を科されるシーンは(別なホラー映画にも登場した)よくあるタロットの主題を取り入れた技法であるのですが、マニア向けにもっと他の絵柄を作品の各所で登場させてもいいでしょうね(純粋な映画ファンは遠ざかるかも)。
挿絵の細密な按配も時代考証(?)で気を配って欲しいものです。
気になったのが男爵夫人の存在。
とっつき難い秘書がどうみても男に近いような風体の独身女性だし、性癖にかなりの異常性を感じました。
昨今の米大統領選挙で影響を与えた(?)国際陰謀団体の会員であったのか否か、若かりし頃の乱倫を極めたであろう映像も見てみたいですね^^b
(上記の陰謀論を加味すると)相当にダークではあるものの、恐怖感が薄味なので全体にあまり評価が高くないのが残念。
今後、原作(未読)に沿ったリメイク(別なホラー系監督でも良し)を望む。
ナインスゲート (集英社文庫) アルトゥーロ ペレス・レベルテ (著)
購入、読了の際は、読書ブログへの投稿、拙ブログへの追記も予定。
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ありがとうございます。
前投稿と今回の2作品共、どちらかといえば不出来に属する作品であったのですが、今後も主題が悪魔でそれに属する人物をメインや脇役に登場させる映画(子供だましの単純でないもの)がもっと出てきて欲しいですね。

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ナインスゲート(1999)
THE NINTH GATE
メディア 映画
上映時間 133分
製作国 フランス/スペイン
公開情報 劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月 2000/06/03
ジャンル ホラー/サスペンス
【クレジット】
監督: ロマン・ポランスキー
製作: ロマン・ポランスキー
原作: アルトゥーロ・ペレス=レベルテ
脚本: エンリケ・ウルビス
ロマン・ポランスキー
ジョン・ブラウンジョン
撮影: ダリウス・コンジ
音楽: ヴォイチェフ・キラール
出演: ジョニー・デップ
フランク・ランジェラ
レナ・オリン
エマニュエル・セニエ
バーバラ・ジェフォード
ジェームズ・ルッソ
ジャック・テイラー
【解説】
ジョニー・デップ主演のオカルト・ホラー。禁断の書と言われる“悪魔の書”を手にした書物ブローカーに起こる迷宮的恐怖を描く。ロマン・ポランスキー監督作。世界中の希少本を探す、書籍の探偵コルソ。彼はある富豪の依頼を受け、世界に3冊しかないという伝説の悪魔の祈祷書を探していた。ニューヨークからスペイン、ポルトガルと祈祷書を追って旅するコルソ。だがそんな彼の周囲では、不可思議な殺人が続発してゆく。
以上、allcinemaより。
DVDはヤフオクにて購入。
(上映時からなのか、バージョンが古いのか)色がいまいちだったのですが、いつかスクリーンで観られることを夢みてイメージと大筋のみ鑑賞。
映画を初鑑賞(TVにて)の頃よりだいぶデップ熱が冷めているので、「謎めいた古書の挿絵の真贋を訪ねる旅」の本筋(悪魔Luciferよりこれがメインじゃないかと)を落ち着いて理解できたのかなと思います。
私事で恐縮ですが、紀伊國屋本店やもっとマイナーな本屋で海外文学(宗教哲学・精神科学)等の高価かつ希少本が麗々しく並ぶ書棚を飽かず眺めた経験から、個人的には非常に喰いつきが良いテーマですv(o゚∀゚o)v
レナ・オリンが(以前レビューに上げた『蜘蛛女』ほど)あまり魅力的ではなかった;; 血糊もTVモニターやPCいずれで見ても嘘っぽいorz
古書店の友人が殺され、“吊るされた男”風に刑を科されるシーンは(別なホラー映画にも登場した)よくあるタロットの主題を取り入れた技法であるのですが、マニア向けにもっと他の絵柄を作品の各所で登場させてもいいでしょうね(純粋な映画ファンは遠ざかるかも)。
挿絵の細密な按配も時代考証(?)で気を配って欲しいものです。
気になったのが男爵夫人の存在。
とっつき難い秘書がどうみても男に近いような風体の独身女性だし、性癖にかなりの異常性を感じました。
昨今の米大統領選挙で影響を与えた(?)国際陰謀団体の会員であったのか否か、若かりし頃の乱倫を極めたであろう映像も見てみたいですね^^b
(上記の陰謀論を加味すると)相当にダークではあるものの、恐怖感が薄味なので全体にあまり評価が高くないのが残念。
今後、原作(未読)に沿ったリメイク(別なホラー系監督でも良し)を望む。
ナインスゲート (集英社文庫) アルトゥーロ ペレス・レベルテ (著)
購入、読了の際は、読書ブログへの投稿、拙ブログへの追記も予定。
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ありがとうございます。
前投稿と今回の2作品共、どちらかといえば不出来に属する作品であったのですが、今後も主題が悪魔でそれに属する人物をメインや脇役に登場させる映画(子供だましの単純でないもの)がもっと出てきて欲しいですね。
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最近、悪魔に関する二つの映画を鑑賞しましたのでご紹介しますヾ(・∀・)ノ
まずは、深夜TV(日テレ映画天国)から。
『ニューヨーク 冬物語』
作品データ
原題 WINTER'S TALE
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 118分
スタッフ
監督 アキヴァ・ゴールズマン
脚本 アキヴァ・ゴールズマン
原作 マーク・ヘルプリン
撮影 キャレブ・デシャネル
美術 ナオミ・ショーハン
音楽 ハンス・ジマー
キャスト
ピーター コリン・ファレル
ベバリー ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
バージニア ジェニファー・コネリー
判事 ウィル・スミス
パーリー・ソームズ ラッセル・クロウ
(Movie Walkerより一部抜粋)
imdb
レビューに、Judge/Luciferと書いてある。
次回投稿の『ナインスゲート』に繋がる深遠なテーマでもあります^^b

米版のポスター
「ビューティフル・マインド」の脚本家アキヴァ・ゴールズマンの監督デビュー作。
原作はマーク・ヘルプリンのベストセラー『ウィンターズ・テイル』。
20世紀初頭と100年後の2014年のニューヨークを舞台に、心優しいギャング団の青年ピーターが数奇な運命を経てひとりの少女を救う。
コリン・ファレルあまり好きじゃないのですが、他の配役とストーリー、舞台背景は抜群に良かったので、眠いから途中で消そうと思いつつ結局最後見ましたf^_^;
白馬の大活躍、CGも巧みでファンタジーらしさ全開です。
(原作の表紙イラスト通り)
ウィル・スミスの暗黒判事も意外に良かった(これはこれでサスペンスホラーとして期待)。
ごろつきが悪魔で、支配地域限定の設定は意外性に富み、宝石GPSは(気のせいかもしれないが)個人体験有り。
私のは所謂ジャンクジュエリーでしたが、問いに応じて(?)輝きましたよ(#^.^#)
年月を経て髪が長いホームレス(?)の主人公、記憶喪失状態でべバリーのイラストを描いて懊悩する場面はなかなかでした。
映画はおそらくぶった切り感が強いと思うので、物語の詳細を知りたい方は、(未読ですが)先に原作を読んでみる方をオススメします。後に読んでも映画のビジュアルの印象で、当時の雰囲気がよく分かりそうですが。
ウィンターズ・テイル〈上〉 マーク ヘルプリン (著) 岩原 明子 (翻訳) (ハヤカワ文庫FT)
ウィンターズ・テイル〈下〉 (ハヤカワ文庫FT)
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ありがとうございます。
悪魔映画の二作目『ナインスゲート』は、次回投稿の予定です。
まずは、深夜TV(日テレ映画天国)から。
『ニューヨーク 冬物語』
作品データ
原題 WINTER'S TALE
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 118分
スタッフ
監督 アキヴァ・ゴールズマン
脚本 アキヴァ・ゴールズマン
原作 マーク・ヘルプリン
撮影 キャレブ・デシャネル
美術 ナオミ・ショーハン
音楽 ハンス・ジマー
キャスト
ピーター コリン・ファレル
ベバリー ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
バージニア ジェニファー・コネリー
判事 ウィル・スミス
パーリー・ソームズ ラッセル・クロウ
(Movie Walkerより一部抜粋)
imdb
レビューに、Judge/Luciferと書いてある。
次回投稿の『ナインスゲート』に繋がる深遠なテーマでもあります^^b

米版のポスター
「ビューティフル・マインド」の脚本家アキヴァ・ゴールズマンの監督デビュー作。
原作はマーク・ヘルプリンのベストセラー『ウィンターズ・テイル』。
20世紀初頭と100年後の2014年のニューヨークを舞台に、心優しいギャング団の青年ピーターが数奇な運命を経てひとりの少女を救う。
コリン・ファレルあまり好きじゃないのですが、他の配役とストーリー、舞台背景は抜群に良かったので、眠いから途中で消そうと思いつつ結局最後見ましたf^_^;
白馬の大活躍、CGも巧みでファンタジーらしさ全開です。
(原作の表紙イラスト通り)
ウィル・スミスの暗黒判事も意外に良かった(これはこれでサスペンスホラーとして期待)。
ごろつきが悪魔で、支配地域限定の設定は意外性に富み、宝石GPSは(気のせいかもしれないが)個人体験有り。
私のは所謂ジャンクジュエリーでしたが、問いに応じて(?)輝きましたよ(#^.^#)
年月を経て髪が長いホームレス(?)の主人公、記憶喪失状態でべバリーのイラストを描いて懊悩する場面はなかなかでした。
映画はおそらくぶった切り感が強いと思うので、物語の詳細を知りたい方は、(未読ですが)先に原作を読んでみる方をオススメします。後に読んでも映画のビジュアルの印象で、当時の雰囲気がよく分かりそうですが。
ウィンターズ・テイル〈上〉 マーク ヘルプリン (著) 岩原 明子 (翻訳) (ハヤカワ文庫FT)
ウィンターズ・テイル〈下〉 (ハヤカワ文庫FT)
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ありがとうございます。
悪魔映画の二作目『ナインスゲート』は、次回投稿の予定です。
しばらく更新を怠っておりまして失礼しました( ^ω^* )
最近劇場鑑賞はありませんが、久々にAmazonでDVDを購入。
同時進行でその原作も読了(後日感想を本ブログに)。

Amazon
allcinemaよりデータを。
監督: スタンリー・クレイマー
製作: スタンリー・クレイマー
原作: ネヴィル・シュート
脚本: ジョン・パクストン
ジェームズ・リー・バレット
撮影: ジュゼッペ・ロトゥンノ
ダニエル・ファップ
音楽: アーネスト・ゴールド
出演: グレゴリー・ペック ドワイト・ライオネル・タワーズ艦長
エヴァ・ガードナー モイラ・デヴィッドソン
フレッド・アステア ジュリアン・オズボーン
アンソニー・パーキンス ピーター・ホームズ
ドナ・アンダーソン メアリー・ホームズ
ジョン・テイト 提督
ガイ・ドールマン ファレル
リチャード・メイクル
ジョン・メイロン
ローラ・ブルックス
感想:
原作を通読してから臨んだDVD初見(TVをモニターに)は兎も角長い印象。
ラストを除き、少々眠くなってしまった(失礼ながら)。
その後、もう一度原作を読み通し、今度はPCで鑑賞。
TVでは何故か所々消えてしまうのが難点だった字幕も全編スムーズに読めて、本作品が2度目で満足のいく視聴体験となりました(´ω`人)
とはいえ、やはりDVD<原作『渚にて/ネヴィル・シュート』がベストですね。
細かい情景が描き込まれているのが好ましい本も、映画では冗長になってしまうでしょうが。
DVDジャケもG・ペックの表情に不満が。まー配役は名優揃いなので我慢しないと;
日々の淡々とした描写の中にみえない真性の恐怖が滲み出ております。
どなたかコメントに書かれてましたが、普段賑やかな街が無人なのは恐ろしいですね。
現実世界でも不可逆の異変があれば、映画の人物達のごとく日常をきちんとこなし、徒に抗わず(避難せず)自分なりに死に従うことをふと想ってみたり。
科学者、あるときはレーサー姿が凛々しいF・アステア(役名はジュリアン)、しばらく他の性格俳優(名は表わさないが、とあるホラーの)と間違えてしまって大変失礼の至りですf^_^;
本作品の主題をしばし忘れる程動的な、昔のF1の映像を思わせるレース場面も、実際に再現したとしたら恐れ入るばかりですね。
エイリアンやリアルな怪異は何も必要ない恐怖映画をもっと探したい気にさせる、稀有な名画鑑賞でありました。
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ありがとうございます。
この映画では制服姿の男たちの渋い日常、特に潜水艦内の風景に興味を惹かれました。
大根役者G・ペックもペリスコープを降ろして覗く演技、何となく雄雄しく色気がありますね^^b
実録までに至らなくても、普段目にすることの少ない地味な仕事の世界を現実的に描いた作品をもっと観てみたいものです。
最近劇場鑑賞はありませんが、久々にAmazonでDVDを購入。
同時進行でその原作も読了(後日感想を本ブログに)。

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allcinemaよりデータを。
監督: スタンリー・クレイマー
製作: スタンリー・クレイマー
原作: ネヴィル・シュート
脚本: ジョン・パクストン
ジェームズ・リー・バレット
撮影: ジュゼッペ・ロトゥンノ
ダニエル・ファップ
音楽: アーネスト・ゴールド
出演: グレゴリー・ペック ドワイト・ライオネル・タワーズ艦長
エヴァ・ガードナー モイラ・デヴィッドソン
フレッド・アステア ジュリアン・オズボーン
アンソニー・パーキンス ピーター・ホームズ
ドナ・アンダーソン メアリー・ホームズ
ジョン・テイト 提督
ガイ・ドールマン ファレル
リチャード・メイクル
ジョン・メイロン
ローラ・ブルックス
感想:
原作を通読してから臨んだDVD初見(TVをモニターに)は兎も角長い印象。
ラストを除き、少々眠くなってしまった(失礼ながら)。
その後、もう一度原作を読み通し、今度はPCで鑑賞。
TVでは何故か所々消えてしまうのが難点だった字幕も全編スムーズに読めて、本作品が2度目で満足のいく視聴体験となりました(´ω`人)
とはいえ、やはりDVD<原作『渚にて/ネヴィル・シュート』がベストですね。
細かい情景が描き込まれているのが好ましい本も、映画では冗長になってしまうでしょうが。
DVDジャケもG・ペックの表情に不満が。まー配役は名優揃いなので我慢しないと;
日々の淡々とした描写の中にみえない真性の恐怖が滲み出ております。
どなたかコメントに書かれてましたが、普段賑やかな街が無人なのは恐ろしいですね。
現実世界でも不可逆の異変があれば、映画の人物達のごとく日常をきちんとこなし、徒に抗わず(避難せず)自分なりに死に従うことをふと想ってみたり。
科学者、あるときはレーサー姿が凛々しいF・アステア(役名はジュリアン)、しばらく他の性格俳優(名は表わさないが、とあるホラーの)と間違えてしまって大変失礼の至りですf^_^;
本作品の主題をしばし忘れる程動的な、昔のF1の映像を思わせるレース場面も、実際に再現したとしたら恐れ入るばかりですね。
エイリアンやリアルな怪異は何も必要ない恐怖映画をもっと探したい気にさせる、稀有な名画鑑賞でありました。
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ありがとうございます。
この映画では制服姿の男たちの渋い日常、特に潜水艦内の風景に興味を惹かれました。
大根役者G・ペックもペリスコープを降ろして覗く演技、何となく雄雄しく色気がありますね^^b
実録までに至らなくても、普段目にすることの少ない地味な仕事の世界を現実的に描いた作品をもっと観てみたいものです。

imdb
『渦巻』というメランコリックな邦題より、何か女主人公の強固な意思を感じる原題ですね^^b
またまた銀座メゾンエルメスにて鑑賞です。
今回は、特に年配のご夫婦、中高年のカップルが多かったように思います。
うずまき Movie Walker
↑詳しいあらすじが書かれていますので、読んでから観たい方はどうぞ。
監督 マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
脚本 マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
出演 ウェンディ・ヒラー、ロジャー・リヴシー(allcinemaではロジャー・リヴゼイ)
allcinema
感想:
幼少より絹の靴下(ストッキング)を希望する大人びた利発な少女ジョーンが、成人し年の離れた会社社長と婚約。
都会から社長の滞在する離島へ旅をするも、嵐のため渡る直前に逗留。
周囲の忠告に抗い大渦巻を乗り越え、真実の愛を掴むお話です^^*
二十代で英国(スコットランドが主体)への旅が今迄唯一の海外旅行でしたので、本映画でも人のままならぬ荒々しく雄大な自然を思う存分堪能しました。
中ほど(おそらく作品の白眉となる)伝統的な民族音楽を皆で唱和する場面が登場しますが、まさに旅先のエディンバラでも小劇場のようなレストランでバグパイプ演奏を楽しんだだけあって、もっと気持ちの余裕を持って、ゆっくり鑑賞したい気持ちで一杯でした。
海外の方も来訪されていたようなので、出来れば映画の背景となるヘブリデス諸島、現地の伝統文化や習慣についての詳しい解説(文字のみのプリントでも良いのですが)が欲しいところでした。
小船の操縦を一歩間違えば大渦に呑まれてしまい、自分共々海の藻屑となる危険を、ジョーンは充分認識していたとは思えません。キローラン島に居る婚約者と無線で対話する際の大声(怒っている訳ではなく、通常運転でしょうw)に退いてしまう様子。
対して男性的で楚々とした装いながら、気丈で思慮深く逗留の宿泊場所と、終盤で休養のベッドを提供する女性のカトリーナが圧倒的な存在感で心に残りました。
(allcinemaで)かのジョージ・オーウェルも結核療養に荒涼とした島を選んだとのコメントがあります。
手元の文庫本「動物農場」の巻末解説によると、ジュラ島ですね。
wiki
主人公のような大決心ではないかもしれません、私も再び旅先に荒々しい自然に満ちた場所選ぶのは、確実な様です。
(実現困難な場合の妄想としても、映画や地図や書籍等で十二分に楽しみたいですね。)
追記
米トランプ大統領の母上の故郷、ルイス島なのだそうです。
BBC visits Donald Trump's Mother's home on Isle Of Lewis, Scotland
スコットランドの荒海&離島好きという事も相まって、その内容におおいに感銘を受けました!b( ^ω^ )
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ありがとうございます。
本作品『渦巻』の舞台となった、コロンゼー島のウィキです。
wiki
一番上を除き、外部リンクが切れてしまっているのが誠に残念ですが、現地に旅行を希望する方は、是非閲覧してみてください^^
追記 というわけでもないですが、映画をご覧になる方にポーの「大渦に呑まれて」という短編も是非読んで頂きたいです^^g
こちらのブログでも収録している書籍を紹介してますが(この段階で大渦は未読でした><)、まるで作者が体験したかのごとく内部の描写が真に迫っています(それに、表現が美的、哲学的でもありますね)。ほかの全集系ポー短編集にも載っていますので、ネットや書店で探してみてください。
先月に引き続き、銀座のプライベートシネマ、メゾンエルメスのル・ストゥディオにて鑑賞です(^∇^)ノ
http://www.maisonhermes.jp/ginza/movie/
『ココ、言葉を話すゴリラ』
1978年 フランス
監督・脚本 バーベット・シュローダー

imdb
今回映画のテーマそのものについては関係が薄いですが、監督のウィキを参照。
wiki
テヘラン生まれのフランス国籍、若き日にヌーベルヴァーグの監督達との映画製作で名を馳せた人物ですね^^b
こういったゴリラ等描く動物画家が縁戚でもあって、今回の映画でどう主人公(?)とそれに関わる人物が表現されるかを楽しみに拝見しました。
予想外に記憶と学習能力が日毎に卓越して行くゴリラが可愛くて人間臭かったので嬉しかったのと、このまま能力が進行していく不安を同時に体験しました。
映画ではその終結について(観た限り)殆ど描かれてませんが、どうだったのでしょうか。
動物学者、心理研究家の限界に挑戦する意欲は貴重ですが、基本はやはり、動物は動物園での自然な飼育であろうと思います。
あまり早期に結果を出す教育を迫る事無く、(中途にココを連れたドライヴやピクニックらしき映像もあるので)おおらかに養育して行けたら、と感じます。
それは人間にたいしても同等ですね。
ココの返却を迫る(半ば主張がコミカルでもある)動物園長との諍いもまた、時代を問わず特筆すべき記録映画でした。
【訃報】人を愛し、猫を愛した手話でコミュニケーションのとれるゴリラのココが亡くなる
2018年6月20日、享年46歳。
心から御冥福を祈ります。今度は人間で逢いましょう。
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ありがとうございます。
早めに入場したので少ないと思っていたら、開映時は大入りでした。
内容は非常に興味深く、数日間は人間や動物の境目について考えさせられるドキュメンタリーでした。
専門家でなくてもいいので、何か後日に別会場でも関連するレクチャーがあれば良かったなぁと思います(贅沢ですが)。
http://www.maisonhermes.jp/ginza/movie/
『ココ、言葉を話すゴリラ』
1978年 フランス
監督・脚本 バーベット・シュローダー

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今回映画のテーマそのものについては関係が薄いですが、監督のウィキを参照。
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テヘラン生まれのフランス国籍、若き日にヌーベルヴァーグの監督達との映画製作で名を馳せた人物ですね^^b
こういったゴリラ等描く動物画家が縁戚でもあって、今回の映画でどう主人公(?)とそれに関わる人物が表現されるかを楽しみに拝見しました。
予想外に記憶と学習能力が日毎に卓越して行くゴリラが可愛くて人間臭かったので嬉しかったのと、このまま能力が進行していく不安を同時に体験しました。
映画ではその終結について(観た限り)殆ど描かれてませんが、どうだったのでしょうか。
動物学者、心理研究家の限界に挑戦する意欲は貴重ですが、基本はやはり、動物は動物園での自然な飼育であろうと思います。
あまり早期に結果を出す教育を迫る事無く、(中途にココを連れたドライヴやピクニックらしき映像もあるので)おおらかに養育して行けたら、と感じます。
それは人間にたいしても同等ですね。
ココの返却を迫る(半ば主張がコミカルでもある)動物園長との諍いもまた、時代を問わず特筆すべき記録映画でした。
【訃報】人を愛し、猫を愛した手話でコミュニケーションのとれるゴリラのココが亡くなる

心から御冥福を祈ります。今度は人間で逢いましょう。
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ありがとうございます。
早めに入場したので少ないと思っていたら、開映時は大入りでした。
内容は非常に興味深く、数日間は人間や動物の境目について考えさせられるドキュメンタリーでした。
専門家でなくてもいいので、何か後日に別会場でも関連するレクチャーがあれば良かったなぁと思います(贅沢ですが)。
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Kuroneko Tsuusin
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